ﾀﾋのうとして色々あってやっと皆の記憶を消し飛ばしてリセットしたと思ってたのに、あの子は覚えていた。<16>【 Undertale】

798:危機は赤い糸を手繰り寄せる ページ48

A side

















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.........偶然？







ナイトメア「んな訳あるか全力でぶつぞ」ﾋﾟｷｯ





『..いやいや、本当に偶然だよ！
体が暗闇のように黒いし
そのシッp..ｹﾞﾌﾝｯ..触手もおどろおどろしいし

そう、まさにナイトメア(悪夢)だなぁt..』





ナイトメア「一つ言っておくがな、
この触手をシッポと呼んでる時点で

悪夢感が0所か、寧ろペット寄りじゃねぇか。

正直に吐かねぇつもりならその舌を切るぜ？

..ちなみに真ん中からなぁ！」ｼｭﾙｯ




『ｳｸﾞッ...い..嫌だ...ヘビーなベロは嫌だ.！』
ｼﾞﾀﾊﾞﾀ








ナイトメアは私の首に触手を巻き付けると


グイッと側に引き寄せて軽く締め上げてきた。









見た目は小学生位の子供だと言うのに


自分より身長も体重もある私を

そのシッポで軽々と持ち上げている..








ナイトメア「？あぁ、姿はこんなだが、

別にニンゲン一人位訳はない。

...まぁ、重いは重いがなぁ？」





『お願いだからそんなマジなトーンで
重いって言わないでくれ豆腐メンタルには辛い。


と言うか、苦しいから降ろしてくれ...』ｳｸﾞｯ













ナイトメア「クククッ、
俺がお前の言う事を聞く訳ねぇだろ？

だが、どちらにしろ早く抜け出さねぇと
お前は壊れるだけだけどなぁ？」ﾆﾔﾆﾔ







『...?...........!?』ﾋﾞｸｯ










ナイトメアがそう言った直後







首に巻かれたシッポ....触手から





私の思考にジワジワと

何かが侵入してくる感覚がし始めた。









それは恐怖とも、絶望とも、怒りとも違う












説明しようのない負の感情の塊














それも個人ではない









無数の感情が混ざりあったような








恐ろしい程の質量の(ナニカ)が



私の思考に入り込もうとしている













『!!....ウゥッ..』ｸﾞﾗｯ









ナイトメア「クククッ、
ニンゲンってのは本当に脆弱だな！
まだほんの少ししか流してねぇのに
もうお前のソウルはダメージを受け初めてるぜ？

さあ、さっさと吐かないと本当に..」ﾆﾔｯ










―――――――――ザンッ――――――――――







ナイトメア「..!.......」ｼｭｯ















――....帰って来ないから様子を見にきてみれば――









―――――俺の使いに何してんだクソガキ―――――――











『...リ....パ.....』ﾄﾞｻｯ

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