ﾀﾋのうとして色々あってやっと皆の記憶を消し飛ばしてリセットしたと思ってたのに、あの子は覚えていた。<16>【 Undertale】

796:彼女は子供の前で思考できない ページ46

A side








＊＊＊「色々とツッコミ所満載だなお前。

あとこれはシッポじゃねぇ触手だ。」







彼はそう言うと、

フワリとシッポを持ち上げて見せた。







＊＊＊「お前人の話聞いてねぇだろ、ぶつぞ」ﾑｯ





『....?..あぁ、ごめん...触手ね。』









黒い体に





黒いシッポ










.....か










アルフィス「???え、何がどうなってるの？

今二人は会話してるの..？」ｷｮﾄﾝ





パピルス「ニャハハッ！
俺様にはさっぱりだな！」ﾄﾞﾝｯ










.....







『....アルフィス、
どうやら彼は思考が読めるようだ。

口に出していないのに
私の考えを当てているからね』





アルフィス「!?え、ぇえ!?

じ、じゃあ私の考えてる事も筒抜けなの！？」
ｽﾞｶﾞｰﾝ








パピルス「ニェー！？それは凄い能力だ！
なら、俺様が今、
お昼に何を作ろうとしているかも、
当てられてしまうって事なんだな！？」ﾋﾞｯｸﾘ





＊＊＊「お前の昼飯なんて激しくどうでもいい、

...ってか、
お前、何でネガティブが消えてんだぁ？」ｼﾞｯ








彼は少し怪訝そうに、

パピルスの方を睨み付けている







パピルス「あぁそれはな、

そこのお嬢さんに元気を貰ったからだぞ！

俺様はもうすっかりハツラツだ！」ﾆｶｯ






＊＊＊「....へぇ、そいつはスゲェ！

俺のネガティブをもろに食らったはずたがなぁ?」
ｸﾙｯ











『....』ﾌﾘﾌﾘ







私はただ元気を出してと声をかけただけッス










＊＊＊「.....お前

本当にただのニンゲンかぁ？」ｼｭﾙｯ








『当たり前じゃろ、おいはその辺に群がってる
ただのモブ民ですたい、無害無味無臭だっちゃ。』







＊＊＊「何か老人とドカ○ンと
雷娘が混ざってねぇか？
お前の人格どうなってんだよ。」ﾍﾞｼｯ




『いや私は寧ろ、
君が知ってる方が驚きなんだが』






アルフィス「あぁ何だろう
何故かその会話には全力で混ざりたくなる！」ｷﾗｷﾗ





パピルス「何だ？
じゃあこれオタク談義ってヤツなのか？」ｺﾃﾝ







『パピルスは知らなくていい事だよ。
頼むから君はそのままでいておくれ。』




パピルス「ニェー、
でも、俺様も会話に混ざりたいぞ！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝｯ







『...ｸﾞﾌｯ』吐血














ダメムリ







.....この天使....可愛い過ぎる...!!











＊＊＊「オエーー」ｹﾞﾛｹﾞﾛ






『..あ、ごめん』ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

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