ﾀﾋのうとして色々あってやっと皆の記憶を消し飛ばしてリセットしたと思ってたのに、あの子は覚えていた。<16>【 Undertale】

791:風の子アンダイン ページ41

A side











『...ダ....ダメだ...

何故かサンズ達と居る時より

この二人といる方が物凄く疲れる....』ｹﾞｯｿﾘ





アンダイン「何だ貴様、そんなにうなだれて

まさか..もう疲れたのか！？

そんなんだから、
ニンゲンは貧弱だと言われるのだぞ！」ﾌﾝｯ










.....アンダインよ



君みたいな体力お化けと一緒にされたら叶わんて















アルフィス「?あ、あれ、そういえば

何でニンゲンのお嬢さんが一緒に居るの？」ｺﾃﾝ










.........









アンダイン「『っえ、今更？』」ｼﾝｸﾛ







アルフィス「わあ凄い、
今二人とも息ピッタリだった！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ







アンダイン「..はぁ、いいかアルフィー。

今はコイツの説明をするより先に

その暴れてる子供を捕まえるのが先だろ？
後でいくらでも話してやるから。


おい、貴様もアルフィーとここにいろ、
どさくさ紛れて町に隠れられても面倒臭い！
いいな！」ﾀﾞｯ








アンダインはそれだけを言うと、


槍を構え直して町に駆け出して行った。





アルフィス「...んもうアンダインったら、

私だって力になりたいのに。」ｼｭﾝｯ





あっという間に見えなくなった
アンダインに向かって

アルフィスは小さく肩を落としながらそう言う。




...フフッ、

アルフィスは本当にアンダインが大好きなんだな。


可愛い








これぞ恋する乙女だ









オタクだけども









『...アルフィス、彼女は戦の女神様なのだろう？

なら、私達が行かずとも事を納めてくれるよ。

逆に君が側に居ると心配してしまって
集中出来ないんだろうしn..』




アルフィス「や、やっぱりそうなのかな！？」ｽﾞｲｯ




『..oh..、アルフィス近い近い...

そうじゃない？本人もそう言ってたからね。』ｸﾞｲｯ







グイと顔をほぼ0距離に近づけて来たアルフィスに

私が少し引きぎみに顔を両手で引き離すと


アルフィスは少し不安そうに、

でも顔を赤らめながら両手をツンツンとしている。






...可愛いなもぅ...






『ﾌﾌｯ、君はとてもチャーミングだよ。

もっと自分に自信を持って?』ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ






アルフィス「..あ、ありがとう！
貴女は優しいニンゲンなのね、

じゃあ、アンダインとはお友達なのかしら？」






『いや、そうではないよアルフィス。

これには色々と訳g..』







――――――ドカァァアアアアンッ――――――




『!?な、何だ！？』ﾋﾞｸｯ

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