ﾀﾋのうとして色々あってやっと皆の記憶を消し飛ばしてリセットしたと思ってたのに、あの子は覚えていた。<16>【 Undertale】

789:アンダインは力持ち ページ39

A side










慌てふためくアルフィスの言うには、

町に見た事の無い子供のモンスターが現れて

驚いて様子を見に行ったニンゲンを

何の迷いもなく襲ったのだと言う。








それで、最初こそただ見ていただけだったが、


女、子供に関係なく襲う様子を見て

流石に道理に反しているから止めようと、

制止をする為にニンゲン達の町に行ったら

神以前にモンスターであるアルフィス達にまで

その子供は攻撃をしてきたらしい。






アンダイン「いいかアルフィー？
何をそんなにまごつく事があるんだ、

相手は子供なのだろう？
だったらそんなの、
ひっぱたいて叱りつければ済む話だろうが。」呆






アルフィス「ひ、ひっぱたくなんて..
わ、私にはそんな事出来ないよ！

それに、その子ったら
全く聞く耳を持たない所か
高笑いをしながら攻撃してきて！

もうどうしていいか分からなくなって
それで、
アンダインに助けて貰おうと走ってきたの！」







アンダイン「....はぁ、分かったよアルフィー。
その子供はまだ町に居るのか？」





アルフィス「え、えぇ、まだ町で暴れているわ。
でも、調度パピルスが町に居たから、
とりあえずは大丈夫y..」




――――――ガンッ――――――




アルフィスが言い終わる前に、

アンダインは槍を持ち直して地面に突き立てた。







アンダイン「あんな骨無しの優骨弟に任せて
大丈夫な訳が無いだろう！！
仕方ない今すぐ行くぞ！
何故なら
私はもたもたするのは好きではないからだ！」
ｶﾞﾊﾞｯ






アンダインはそう言うと、

軽々とアルフィスを片腕に抱えて、













私も担ぎ上げた。








『!?え...
ち、ちょっとアンダインさん?私は関係なi...』


アンダイン「貴様が本当にサンズの知り合いなのかもまだ分かっていないからな！
今は町で暴れてる子供をしばくのが先だ！
悪いが付いてきて貰うぞニンゲン」ﾌﾝｯ





『....そんな無体な...』ｶﾞｰﾝ




カロン「まぁまぁ安心して下さいお嬢さん、
私も御一緒しますから！」ﾆｺｯ




アンダイン「カロン、
船から離れるなら時給は出ないぞ。」





カロン「....すぅ...お嬢さんお元気で！
パピルスさんによろしくお伝え下さいね〜」ｷﾘｯ




『切り替えが早すぎやしないかいカロン。』








アンダイン「では町まで一気に行く、

無駄口を叩いていると舌を噛むからな！」ﾀﾞｯ










......はぁ....なんでいつもこうなるんだ...！

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