778:カロンは不思議な子 ページ28
A side
カロンから
グラマラスな香りのローブを貸して貰った。
『...それで、どの辺が休日用なんだい..?』
カロン「フフフ〜よくぞ聞いてくれました!
実は、素材が違うんですよ〜
今私が着ているのがナイロン100%で〜
そのローブは何と
...綿が50%も配合なんです〜!」キラキラ
『......成る程......全く分からない...!!
けど、ありがたく借りるよカロン。
おかげで直ぐには人間だとバレずに済みそうだ。
でもいいのかい?言わば君の一張羅だろう?』
フリフリ
カロン「いえいえ気にせず使って下さい、
実は休日用の他にもあるんですよ〜
えっとリラックス用でしょ〜?
散歩用に、正装用、実家用、
いつかの日の為の勝負ローブそれかr..」
『いや多い多い、私が思ってたより多い!!
君本当に毎日ローブなんだね...、
キャラ設定に忠実なのは素晴らしいが、
お休み位、ラフな格好してもいいのでは?』
私の今いる世界のモンスター達は
皆思い思いのスタイルをしているから
余計にそう思ってしまう。
カロン「いやぁ正直私服も憧れるんですけど〜
ほら私って姿見せない系キャラじゃないですか〜」
『いやいや、
自分でキャラとか言っちゃあかんでしょ君..』ペシッ
***「あらあら?
珍しく楽しげにお話しているのね渡し守さん、
是非私も混ぜてくれないかしら!」ニコニコ
突然
後方から明るい女性の声が聞こえたので
私は慌ててフードを深く被り直してから振り返った
『!....?....あ...貴女は...』驚
カロン「??おや〜これはこれは生命の女神様〜
調度良かった!
今貴女の元に向かっていた所なんですよ〜」ニコニコ
生命の女神「あら、そうなの?
それなら、たまにはお茶でもしていって頂戴、
私のお話相手になってくれると嬉しいわ!
そちらの、
バイトの新入さんもどうかしら?」キラキラ
生命の女神はそう言うと、
キラキラと期待に胸を膨らませているような、
そんな瞳で私を見てきた。
.....何となく予想はしていたけど、
あっちの世界でもお目にかかる事が無かったから
凄く驚いた。
『...えっと..はじめまして生命の女神様。
私は..Aと言います。』ペコリ
生命の女神「はい、はじめまして。
A、素敵なお名前ね!
私は生命の女神、トリエルよ、
仲良くしてくれると嬉しいわ。」ニコッ
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虹色human - パップマイペースすごwwwでもそこもかわi(( (6月5日 14時) (レス) @page50 id: ab77b1c347 (このIDを非表示/違反報告)
月詠 - ナイトメアの渾身の高笑いwwww (6月4日 13時) (レス) @page50 id: 11c17e35d9 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - リーパーが苦労人過ぎて可哀想で草wwwさも当然かの様に部屋を貸してもらえると思ってるナイトメアもナイトメアだよなぁ…()今回も面白かったです。更新頑張って下さい! (6月2日 12時) (レス) @page49 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
黒 - いやああああああああああああああああメア様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! (6月1日 19時) (レス) @page49 id: 539d44f742 (このIDを非表示/違反報告)
にいかぅ(プロフ) - リパきちゃああぁぁぁ!!!しかも同居ですか最高ですねそれに弱体化して闇AUに袋叩きですかなんということでしょう貴方は神ですか??? (6月1日 18時) (レス) @page49 id: c7307675fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒猫軍曹 | 作成日時:2023年3月5日 7時