770:それは無意識下の記憶...? ページ20
A side
シロがゆっくりとした動作で立ち上がった
その動作があまりに優雅で、
私はボーッと彼の動きを眺めた。
...
ガスブラのシロはただただ可愛いくて
そんなイメージ微塵も無かったけど
カラスの時のシロって服装もスーツだから
...うん...イメージに合ってる気がする
そんな事を考えていたら、
シロは私の寝ているソファの側まで来ると
背もたれに手をついて顔を近づけてきた。
カラス「ここは貴様のいた世界ではない、
我が主、タヒ神様のような神々の支配する世界だ
最早無事に帰れる等とは思わない事だな?」ニヤッ
....うーん....
そうだよな、
以前アンダインに見つかった時は
半 コロ しにされたし....
『確かに覚悟は必要だね。
でも出来たら痛みの無い方法が望ましいな、
痛いのは嫌いなんでね。』ポリポリ
カラス「...」
リーパーなら一瞬だろうが、
アンダインには コロ されたくないものだ
カラス「貴様..タヒぬのが怖く無いのか...?」呆
私が考え込んでいると、
シロはさも、呆れたような、
変な生き物でも見るかのような顔で
此方を見つめながらそう言った。
『ははっ、まさか!
物凄く嫌だし、震える程怖いよ。
ただタヒを...〔受け入れる〕と言うより、
〔諦める〕のに慣れてるってだけだ。』
カラス「...貴様本当に小娘か?
発言が完全に
80過ぎた老人の行き着く悟りのそれだぞ!」
『....ほう、それは
私が年増に見えるって事かい鳥類?』パキッ
カラス「違いますそんな事は決してございません
大変お若く見目麗しいですごめんなさい」ズザッ
シロはそう言うと、
私の眼前に膝まずいて
それはそれは綺麗な土下座をして見せた。
カラス「......っ!?
な、何故私が土下座なぞ...
さては貴様また何か妙な術を使ったな!」ガバッ
『え?ちょ..ウッ、違うよ私は何も..』ドサッ
――――――――――ガチャッ――――――――――――
リーパー「おい..カラス...
コーヒー豆あったら分けt...」
『..あ』
カラス「え」ピシッ
リーパー「........悪い邪魔した。」カチャンッ
カラス「待って、ねぇ待って主!
誤解ですから戻って来てぇぇええ!!」ズザーッ
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虹色human - パップマイペースすごwwwでもそこもかわi(( (6月5日 14時) (レス) @page50 id: ab77b1c347 (このIDを非表示/違反報告)
月詠 - ナイトメアの渾身の高笑いwwww (6月4日 13時) (レス) @page50 id: 11c17e35d9 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - リーパーが苦労人過ぎて可哀想で草wwwさも当然かの様に部屋を貸してもらえると思ってるナイトメアもナイトメアだよなぁ…()今回も面白かったです。更新頑張って下さい! (6月2日 12時) (レス) @page49 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
黒 - いやああああああああああああああああメア様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! (6月1日 19時) (レス) @page49 id: 539d44f742 (このIDを非表示/違反報告)
にいかぅ(プロフ) - リパきちゃああぁぁぁ!!!しかも同居ですか最高ですねそれに弱体化して闇AUに袋叩きですかなんということでしょう貴方は神ですか??? (6月1日 18時) (レス) @page49 id: c7307675fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒猫軍曹 | 作成日時:2023年3月5日 7時