769:君そんな口悪かったの? ページ19
A side
――――――――カチャンッ――――――――
―――――――パラッ――――――――
.........ん........
....あの人....帰ってたのか....
......あぁ.....違う.....違うな......
.....今一緒に居るのはミラーだ.....そうだ
うん
.......ミラー.......
.......ミラー何か変だった....な
は.....!?
......そうだサンズ........サンズは....!?
――――――――――パチッ―――――――――――
『.....え何処.....ここ...』
微睡んでいた脳が覚醒して、
あわてて目を開けると
見覚えの無い天井が目に入った。
サンズの部屋の白い天井とは違う
木製の天井
照明も薄暗く、目線を落とすと
柱には壁かけランプが付いていて
中には火のように明るい
オレンジ色の丸い何かがフヨフヨと漂っていた。
....あれ何なんだろう.....
例えるなら....そうだな....
『.....パッと見....杏か卵の黄身....』ジッ
***「ククッ、
知らない場所で目覚めたのだぞ、
普通なら怖がる所ではないのか?」笑
『っ!?』ガタッ
ランタンのフヨフヨが何なのかを思考していたら
横たわっていた足元から声がして、
私は驚いて上半身を上げた。
『!?シ...ッ.....ぁカ....カラス....?
...じゃあ..ここは君の...』キョロキョロ
カラス「無論、私の家だ!
貴様が呑気に気絶していたからな。
手土産を引きずって行っても締まらんだろう」フンッ
『.....あぁ、確かにあの後、
私意識失っちゃったからな。
じゃあ、サンズは..?』
カラス「ふん、
元からあんな下位互換に興味なぞ無いわ!
私の能力にも限界があるからな、
面倒になる前に散々に罵倒して
帰って来たから後は知らん!」ケラケラ
『....oh....』
うん、この子、ガチで性格に難ありだったんだな!
...でも、
サンズが無事なのなら良かった。
カラス「...ふん、訳の分からん娘だ。
あんな下位互換の心配より、
自分の身の心配をするのが先だろう。
...ここが〔何処〕なのか、
貴様は本当に分かっているのか?」カタッ
カラスはそう言うと、
手にしていた本を置いて椅子から立ち上がった。
770:それは無意識下の記憶...?→←768:骨とカラスの力の差は
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虹色human - パップマイペースすごwwwでもそこもかわi(( (6月5日 14時) (レス) @page50 id: ab77b1c347 (このIDを非表示/違反報告)
月詠 - ナイトメアの渾身の高笑いwwww (6月4日 13時) (レス) @page50 id: 11c17e35d9 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - リーパーが苦労人過ぎて可哀想で草wwwさも当然かの様に部屋を貸してもらえると思ってるナイトメアもナイトメアだよなぁ…()今回も面白かったです。更新頑張って下さい! (6月2日 12時) (レス) @page49 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
黒 - いやああああああああああああああああメア様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! (6月1日 19時) (レス) @page49 id: 539d44f742 (このIDを非表示/違反報告)
にいかぅ(プロフ) - リパきちゃああぁぁぁ!!!しかも同居ですか最高ですねそれに弱体化して闇AUに袋叩きですかなんということでしょう貴方は神ですか??? (6月1日 18時) (レス) @page49 id: c7307675fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒猫軍曹 | 作成日時:2023年3月5日 7時