ﾀﾋんで、さあ人生再スタートだ！と意気込んでいたらあっさりサンズに見つかって挙げ句ミラーにその事がバレて...もうどうにでもなーれー。<15>【 Undertale】

746:彼女は普通の人間...?? ページ46

A side









彼女は激オコだった。









当然だ、



モンスターとは関わらないと約束したのに







破ったのは私なのだから。









コール「ミラー様待って下さい！

キッドと話す流れになったのは
私のせいなんです！
Aさんは私が彼と話せるようにと..」





ミラー「うるさい、お前には聞いてない」ｷﾞﾛｯ





コール「..っ」ｿﾞｸｯ



キッド「...!?」ﾋﾞｸｯ













彼女はコールさんの方を向くと

きつく睨み付けた。




その纏っている怒気は、




およそ人間が作り出せる範疇を越えている








それは






その怒気を向けられている

コールさん達にも伝わったようだった










コール「...ミラー、君は...」ｻﾞｯ





キッド「ニンゲンなのにスゲェ気迫..

ガチで怒った時のアンダインみてぇ、」










二人が思い思いに呟いている間も






ミラーは鋭い怒気を放ったまま


今度はうつ向いてしまった。













.....どうしよう....









謝っても許してくれるとは思えないが...












それに私は














ミラーに申し訳ないと思いつつ









キッド達との会話が楽しかった。











その事実がある以上、


もう今更何を言っても言い訳にしかならない。








彼女を騙した事に変わりはないんだ。





『...本当にごめんなさい、ミラー..』ﾍﾟｺﾘ











ミラー「....何よ....バカA..

美人で優しくて可愛い妹の私と居るより
コイツ等みたいな
クソザコと居る方が楽しいって言うの..!?

あんな笑顔私は見た事無い...

普段は能面の癖に、
なのに...あんな...楽しそうに..

だから嫌だったのよ...

だから遠ざけたかったのに...

...可哀想なんて思わなければ良かっタ..」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ







『...？.おーい、ミラー大丈夫...??』ﾌﾘﾌﾘ








ミラーは怒っていたかと思うと



今度は両腕を震わせながら

ブツブツと何かを呟いている。












ミラー「....」ｶﾞｼｯ



『っえ!?』ﾋﾞｸｯ






ブツブツと呟いていたミラーは、


私が手を目の前で振っていると

突然その手を鷲掴みにしてきた。






ミラー「...ソウダ、
こんな惨めな思いをする位なら
(アイツ)の言うとおり
最初から閉じ込めておけば良かったんダ..」ｸﾞｲｯ




『え?アイツ...っ痛!』







コール「!?..Aさん！」ﾌﾞﾝｯ





――――ボンｯ――――








ミラー「っ!?」

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