ﾀﾋんで、さあ人生再スタートだ！と意気込んでいたらあっさりサンズに見つかって挙げ句ミラーにその事がバレて...もうどうにでもなーれー。<15>【 Undertale】

734:弟と妹どっちが可愛い..? ページ34

A side









ノックさんの

あの筋骨隆々な腕でぶん殴られて


さぞや顔が腫れたり、

肋骨の1〜2本いってるかと思いきや


ベルさんは表面上の変化は殆んど無かった。


ノックさんに悪態をつきつつ、


ひたすらコールさんに笑顔を振り撒きながら

ドバドバ吐血してた








.....この兄弟クセが強すぎる....！！！









あの後ノックさんは、ベルさんを引きずりながら


(また改めて伺わせて頂きます)と言い


去っていった。






コール「Aさん、
お騒がせしてすみませんでした。」





『いえ、それは全然大丈夫です、
でも、
お兄さんもお姉さんも2メートル級の
ビッグブラザーズで驚きました。』




コール「...二人とも、父に似たんです。

私は家の中でも一番チビなので、
だから姉さんは余計に子供扱いをするんですよ。」ため息





『...170センチはある
コールさんがチビちゃんなら私は小人やね。』






コール「...ヴッ..フフッ、確かに...」笑









コールさんは、

修理業者が来るまでの繋ぎにと

ドアノブを仮補修してくれて、


窓ガラスがあった窓枠に木の板を

打ち付けてくれている。





私はそっとミラーの様子を見てみたが、


彼女はまだスヤスヤと寝息を立てていた。







『...それにしても凄い爆睡してるな、』ﾂﾝﾂﾝ






まるでお人形のように可愛い寝顔のミラーの頬を


ソッと指でつついてみるも、


やはり起きる気配はない。








―――――カンコンッ――――カンコンッ――――





コール「んー、あの弾幕の薬は
そんなに強くないはずなんですけどね..」ｶﾝｯ










...この子は人じゃなかった分


色々と不安定だから、




傷や、薬の類いの効き目に差があるのだろうか..?






『....ちょっと不安になってきたな、』ﾂﾝﾂﾝ















しばらくそうして見ていると















ミラー「....ウゥｩ....」










ミラーの細い眉が苦しそうに歪んだ









『!?ミ、ミラー?どこか痛いの...?』ｵﾛｵﾛ












まさか










当たり所ならぬ












効き所が悪かったとか.....
















ミラー「...ﾝｩｩ...砂糖が少ない...」



















『....さとう....』


















ミラー「....この胸小山ｱﾎｱﾎA..」ﾑﾆｬｯ










『おい、
夢でまで私をなぶってくれるな..』ｶﾞｼｯ













いっそ鼻から気付け薬飲ますぞ可愛い妹よ...

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