ﾀﾋんで、さあ人生再スタートだ！と意気込んでいたらあっさりサンズに見つかって挙げ句ミラーにその事がバレて...もうどうにでもなーれー。<15>【 Undertale】

704:君やっぱり加減おかしいよ ページ4

A side









サンズは私の頭に手を置いて


笑みを浮かべて笑った。











良かった....いつものサンズだ....








.....本当に









『...怖かったぁぁぁ..』ﾍﾅﾍﾅ







私は全身の力が抜けたように


ヘナヘナとその場に尻餅をついた。



サンズは少し面食らったような顔をしながら


私の腕を掴んで支えてくれる。








サンズ「おっと、悪い、

流石に脅しすぎたな。大丈夫か？」







『ﾀﾞｲｼﾞｮﾊﾞﾅｲ...腰が抜けﾀ...』










....情けない....





とは思わないよ!?







だって私の四方をガスブラが囲んでる

異常事態なのに、



私はもうただのザコだよ？





加えて、

あんな震える程、うっっっすいソウルなら


HPなんて1か、最悪それ以下








この状況に置かれてダイジョブな人が居たら



もう勇者だよ！







サンズ「hehe、悪かったよ。

もうしねぇから安心してくれ。」ﾎﾟﾝｯ





『...ｲﾀｯ..!』ｷﾞｭｯ





サンズ「？どうした?」






ほっとした瞬間、

右目にチクリと痛みが走り私は思わず目を瞑った。





サンズ「...よく見せてみな、

ゴミか何かが入ったかm..」



『あーハハッ、いや何でもないですぅ！』ﾆｺｯ






サンズ「...ふーん..また嘘つくのか..?」ﾋﾟﾝｯ






―――――シュウゥゥッ――――――






『すみませんでした見せますガスブラ怖ｲｶﾗﾔﾒﾃ..』
土下座







サンズ「ほら、分かったら目を開けてみな。」










え、この子..

こんなにデンジャラスボーイだったっけ








私が色々知ってると見や否やポンポン



ガスブラ〔最終兵器〕出すじゃん...!?









『実は、右目にコンタクトをしてるので
それがズレたんだと思います..』





サンズ「..何だ、お前さん本当に目が悪いのか。

破けてたらアブねぇから外しな。」





『あーいえ、視力はいたって普通です..』ｽｯ





私は話ながら下を向いてコンタクトを外した。



よく見ると、

薄いコンタクトの端が切れている。




あぁ...これで痛かったのか...







サンズ「ん、
ならなんでコンタクトなんてしてんだ？」






『...それは、見れば分かりますよ、』ｽｯ






私は顔を上げて

コンタクトを外した瞳でサンズを見つめた。






サンズ「..紫の....瞳...?」ｼﾞｯ






『はい、以前と姿見は変わったんですが
何故か瞳だけは変わらなくて。

だからあまり見られたくなかったんです。』

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