ﾀﾋんで、さあ人生再スタートだ！と意気込んでいたらあっさりサンズに見つかって挙げ句ミラーにその事がバレて...もうどうにでもなーれー。<15>【 Undertale】

701:追い詰められた ページ1

A sid








―――――スウッ―――――







一瞬、心臓がドクンッと跳ねたかと思うと


私の目の前にはこれまた随分と


色素の薄いピンクのソウルが出てきた。









しかも、何か若干フルフルと震えてる









.....うん、前回より


見るからに弱そうなソウルになったな私！









サンズ「...あー、

...そのソウル、大丈夫か?」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ









『...私も初めて見ました。

何か触っただけでパリーンしそうですよね。』










そんな会話をしている間に



唐突にサンズの骨攻撃は出されて



私は驚いたが、

咄嗟にその骨をジャンプをして交わした。








『...ｱｯ...ぶなっ....!!』









おいおい！不意打ちは卑怯じゃない..!?







私はセーブもロードも出来ないんだぞ...!?





もしソウルが一撃で砕けちゃったらどうするんだ！












私が文句を言おうとしてサンズの方を見ると、






何と







間髪をいれずに

今度は青い骨を繰り出して来た







...今回はマジでバトルするつもりか...!









青い骨って確か.....確か...






動かなければいいんだよな...!?






『....っ』









――――――スウッ―――――――








青い骨は、

私の体〔ソウル〕をスルリとすり抜けると

そのまま消えていった。






....よ、良かった....






じゃなくて！









『サ...サンズさん一旦たんま！

お願いですから攻撃をやめて下さい！』







私はサンズに必死に抗議をしたが、








彼は

何かを確信したような顔で此方を見据えている。









サンズ「やっぱそうか、

お前、



オイラの攻撃を〔見た事がある〕んだな？」ｼﾞｯ







『...え....いや、』




サンズ「でもそれはおかしいんだぜ、

オイラは地上に出てから一度もバトルはしてねぇ、

それなのにお前は
オイラの青攻撃を〔静止して〕見ていたよな？」









....ダメだ、




この骨はもう、半分確信して言ってきてる、






自分のヒットポイントも確認出来ない今




ﾀﾋぬ訳にはいかないから



攻撃されれば避けるしかない








サンズ「...じゃあ、

コイツも見た事あるのか試してみるか？」ﾋﾟﾝｯ







――――――シュウゥゥッ――――――






『!?』ﾋﾞｸｯ









サンズの瞳が揺らめくと、



私の四方はガスターブラスターで囲まれた










いやこれは知ってても避けられないよぉお！？

702:それは、いつか見た光景..→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す