ﾀﾋのうにもサンズさん達に邪魔されてﾀﾋねない日々を過ごしていたらﾀﾋにました。<13>【 Undertale】

650:彼女の思惑は彼に火をつけた ページ50

NO side






情報屋「...あーやっぱいいや、

依頼人に用途を聞くのはタブーだしな！
じゃ、データはお前のパソコンに転送しとくぜ」






サンズ「あぁ、助かった。」ﾎﾟﾁｯ













―――――――ピコンッ―――――――







パソコンに、メールの着信が入ったのを見てから



サンズはコーヒーを持ってデスクに座った











サンズ「...さて、
大金はたいた上に、たまの休みを潰すだけの

収穫がありゃいいんだがな...?」ﾋﾟｯ







パソコンのメールを開くと



そこには、

隣町に住むニンゲンの住所、氏名、年齢、顔写真、

家族構成、電話番号、年収、病歴、

違反歴までもがズラリと記載されていた。





サンズ「...ほお、
アイツの手仕事は流石だな........」ｼﾞｯ






隣町のニンゲンの人口はざっと6千人前後、


そこから、

サンズは昨日

フロギー夫人から聞いた情報を元に


さらに絞り込んでいく







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
検索項目


性別
【女】




「そのニンゲンの年格好はどんなだったんだ？」



「そうね、年の頃は
ニンゲンで言うと...10代後半って所かしら?

髪はロング、確かこげ茶色で、目の色は..」




年齢
【15〜25】





「老人と一緒に居たと言ってたよな？」



「えぇ、
身なりは上質な物を着ていたし、
あの物腰柔らかな立ち居振舞いからして、
身分の高い方だと思うわ。」





家族構成

【老夫婦同居】






年収

【1000万〜上限無し】





顔写真


【特徴制限無し】








――――――――――ポチッ――――――――――








サンズ「...30世帯がヒットか、

夫人の証言のおかげで大分絞りこめたな。」ｼﾞｯ






次に、

サンズは顔写真一覧から、

ロングで、こげ茶色の髪色の女性を探す






サンズ「.....どういうこった....?」






そこには、

実に様々な髪色の女性の

ごく最近の写真が写っていたが




フロギー夫人の言う条件の女性は存在しない



念のため、他の条件でやっても同じだった。






サンズ「.....」ｼﾞｯ







――――――――トントン――――――――









サンズ「...he、......hehehehe!


流石に...

ここまでして見つからねぇとは思わなかった！


いいぜ、面白いじゃねぇか。

名も知らねぇアンタがそこまで逃げるんなら、




オイラと鬼ごっこしてみるかい？



ニンゲンのお嬢さんよ。」ﾆﾔｯ

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