ﾀﾋのうにもサンズさん達に邪魔されてﾀﾋねない日々を過ごしていたらﾀﾋにました。<13>【 Undertale】

639:ミラーのデッカイ独り言 ページ39

NO side








――――――――ガサゴソッ―――――――――




――――――――――カサッ――――――――――







ミラー「....んーダメね。」ﾎﾟｲｯ









Aが夕食を食べ終え寝静まった頃



ミラーは祖父の書斎にある便箋を品定めしていた。





ミラー「...この紙も上質すぎるな、
もう、もっと粗末な便箋は無いの？」ﾑｯ






―――――――ポイッ―――――――





―――――――ポイッ――――――






その、上質な便箋を
特に何を思う事も無く床に投げ捨てながら


ミラーは深々とため息をついた。







ミラー「...私の為に書くならまだしも...

...何であんなザコ蛙に手紙なんて...。


...これもダメか。

あの骨に万が一見られても大丈夫なように
手は打っておかないとなぁ。

....あ、この白い便箋、

これ確か書店で売ってる普通のヤツよね?
これなら出所も分からないかな、

ペンも安物がいいだろうから、

台所のやつ持って来よう。

...あと問題は、

置きに行くタイミングだなぁ、

朝だとザコ蛙がウロついてる可能性あるし、

夜だと逆に怪しいから、
昼食時が一番ベストかしらね？

明日書いたら昼にでも置きに行くのがいいか。

本当は、
住所は分かるんだから郵送した方が安心だけど、

消印を見られる可能性もあるしなぁ...

...って待ってよ！
あーもう、何で私が
ここまで考えてやらなきゃいけないのよぉお！」
ﾀﾞﾝｯ





ミラーは、サンズの性格、行動を

ある程度把握した上で、念入りに計画を立てていた


それもこれも

全ては

Aに接触させない為



サンズがAを
覚えている可能性は低かったにも関わらずだ。



以前のように捜索願いのビラも無く

この一年、
誰かを探しているような情報は何も出ていない。



それでも、
ミラーは徹底してAを隠していた。

当然学校に行く話も出ていたが、

あれこれと嘘を祖父母に吹聴して
言いくるめている。





ミラー「...Aは本当に変なニンゲンよね、
最初こそ恨み辛みで見もしなかったけど、
この一年の間、ずっと彼女を見ていて
Aと言うニンゲンが良くわかったわ。

一言で言うならそう、

究極のお人好し&ただのザコね！




...っえ待って、

じゃあそのザコに振り回されてる私って....?


...ふ、ふん！まぁいいわ、
Aに恩を着せるいい機会だし、
今回のmission、完璧にやってやるわよ！」ｸﾞｯ











『...ﾍｯｸｼｭｯ..』

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