ﾀﾋぬ日が近づいたので姿をくらまそうとしたらサンズ達に捕まりました。<12>【 Undertale】

558:彼女は開き直るのが早い ページ8

NO side





隊員H「..隊長すみません、
俺はもう少しでニンゲンを殴る所でした...
この子供が危険にさらされた時も、
体の自由がきいていたら、
今頃俺はあのニンゲン達を..」



パピルス「うん知ってた！
窓の外から見てたからね！
動けなかったのは
サンズと俺様が能力で止めたからだ！」ﾆｶｯ


隊員H「...え？」ｷｮﾄﾝｯ


隊員I「じ、じゃああれは
隊長の重力操作だったのか、
でも、何故...?」



『...先程も言いましたが、
モンスターの皆さんが、
保護法が確立されていない今
ニンゲン達とトラブルになってしまうと、
法律で守られていないモンスターの皆さんがもし、正義の名の元に相手を打ち負かしても、
ニンゲンに裁判を起こされれば
圧倒的に不利な立場に立たされます。
それで、兵士さんからの電話の後、
オトリを立てる事を提案しました。

...私はニンゲンの子供です、
警察も、ニンゲン同士であれば直ぐに相手を拘束、拘留できますし、
ましてや子供に危害を加えるような
危険人物ともなればなおのこと。まぁ、
思ったより本気で締めてきたので焦りましたが、
丸くおさまって何よりでした。』




パピルス「もー俺様ハラハラしたんだからね!?
Aは危ない事はしないって言ったのに
アイツ等のど真ん中に入って行っちゃうし、
サンズはAが締められた途端
キレかけて窓割っちゃうし！」ﾌﾟﾘﾌﾟﾘ



『...それは、ごめんなさい。

ってかサンズさんだったのかあれ..』



隊員H「...あーそう言えば
ニンゲンの男共の一人が
突然窓がひび割れてビックリしてたな！」ﾎﾟﾝｯ



隊員I「イヤHよ、
それより彼女の容姿に見合わない
立ち居振舞いを突っ込みなさいよ」ﾍﾞｼｯ



隊員G「I、そんな小さな事気にするな！
彼女は我等モンスターの為にその身を
危険に晒してまで事を納めてくれたんだぞ！
さらには俺の、
命より大切な妻の形見を取り返してくれた。
俺は感謝の言葉もない...！」ｳﾙｳﾙ



『...あぁいや、
私はただのモブなのでどうかお気に為さらzu..』


パピルス「ニャーハッハッハッ！
Aはね、俺様のお姫様なんだ！」ﾆｶｯ




隊員一同「「「...は！？」」」驚愕




『...パピルスや...また君は...』ため息



隊員H「え！それって、
ここ最近隊長が話してらした姫君!?」


隊員I「おお、成る程彼女がそうなのか!!」ﾎﾟﾝｯ


隊員G「まさかこんな可愛らしい姫様だとはな！」
ｷﾗｷﾗ




『ムリ一気に話さないで!...皆おすわり!!』

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