ﾀﾋぬ日が近づいたので姿をくらまそうとしたらサンズ達に捕まりました。<12>【 Undertale】

595:懲りないね君達... ページ45

A side





キラー「飲み物取りに降りてきてみれば
お前何してんのさ!?」ﾁｬｷｯ



マーダー「...テメェには関係ねぇだろ。
牛乳とクッキー持って早く部屋行けよ。」ﾋﾟﾝｯ




キラー「俺別にサンタ待ってねぇし！！

お前俺をバカにすんのもいい加減にしろよ！」ｼｭｯ





『へぇ、本場って、
サンタに牛乳とクッキーでおもてなしするのか。
...だとしたら
毎年靴下だけでプレゼントねだってた私は
ろくなもんじゃなかったな。』




牛乳とクッキーかー、





.....何かさ




サンタってさ







コーラ飲んでるイメージない？




――――――ガガッ――――――キンッ――――――――





キラー「引きこもりの癖に偉そうなんだよ！
何様な訳？俺を見て口を開けば
廃油だのイカスミだの墨汁だの腰巾着だの
言ってくれちゃってさー！」ﾋﾟｷｯ




マーダー「he!何か間違ってるか？
全部お前にピッタリだと思うがな?」ﾆﾔｯ





キラー「....この幻覚野郎ーーー！」ｲﾗｯ





―――――――――シュゥゥウウウンツ――――――――





『...君達実は仲良いんじゃないの...』




これだけ喧嘩できたらもう大親友だよ。





キラー「こんなヤツお断りだね！」



マーダー「それは俺のセリフだ。
こんな底辺と仲良くする位ならその辺の
石ころ拾って名前書いて友達にした方が
10000倍ましだぜ。」ﾋﾗﾋﾗ




キラー「あーそう！！
じゃあ俺がお前の部屋に
石ころの友達を敷き詰めといてやるよ！
晩年までボッチじゃ可哀想だもんな？」ﾆｺｯ





マーダー「ふざけんな俺はボッチじゃねぇ!
兄弟を幻覚と呼ぶヤツは塵にしてやる！」ﾋﾟｷｯ








――――――――――ガサガサッ―――――――――――




『よし....あ、
ここのゴミの回収日って何曜日だろう。
キラーさん、マーダー知らない？』ｾｯｾｯ




キラー「ってかA、
ドンパチしてる真横で掃除続行しないで!?
気が散るから！
あとこのAUに回収業者は来ないからね！？」ｼｭｯ




マーダー「目障りだ、
お前はキッチンにでも行っとけ！
ちなみに今日は燃えないゴミの日だから
どっちにしても捨てられねぇよ！」ﾋﾟﾝｯ




キラー「....イヤ何でそんな事知ってんだよ!?
ゴミカレンダー冷蔵庫に貼るタイプだろお前！！」
ｼｭﾊﾞｯ





『...そうか、
ならこのゴミは倉庫にでも置いておこう』ｶﾞｻｯ




私は大乱闘中の二人をスルーして、

ゴミ袋を抱えて玄関から外に出た。

596:帝王様は管理が苦手→←594:マーダーの独壇場

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す