ﾀﾋぬ日が近づいたので姿をくらまそうとしたらサンズ達に捕まりました。<12>【 Undertale】

594:マーダーの独壇場 ページ44

A side





マーダーは上にまたがったまま、

ニヤリと笑って私を見下ろした。




『!!マ、マーダー、私痛いのは嫌いなの!!』ｸﾞｯ



マーダー「he、何だよお前
ﾀﾋのうとしてたんだろ？
なら指の一本や二本位無くたって
今さら困らないと思うけどな？」ﾆﾔｯ



『...ゆ、指を切り落とすつもり..!?』ｷﾞｮｯ



マーダー「...そうだと言ったらどうする？」




...ヤバイ...


彼は闇AUでナイトメアの次に狂気が盛んな骨だ、



本気で言ってるよなこれ...



このままだと




任侠映画のケジメみたいになってしまう...!?





....どうする....







どうする...!?





『ほ...他のにしてくれないかな..?』





マーダー「じゃあ耳にするか。」ｽｯ



『耳も嫌かなぁあ？？』




キラーやホラーじゃないんだから

そんな一部を切断する事に執着せんでいいよ!!




マーダー「おいおい、ワガママな女だな。
仕方ねぇ、
じゃあ何処がいいのか自分で選べよ?」



『...もうそこまで切除一択なら
絶対もぎ取るマンじゃん!?

とにかく痛い事はやめて...お願い...！』



私は、何を言っても聞く耳を持たない
マーダーのその態度に耐えかねて

思わず両腕で顔を覆い隠した。




マーダー「....」




....




....んーこれはこれで...




見えないから怖い...






―――――――ポンッ――――――――



『...っ!』ﾋﾞｸｯ












.......?







マーダー「...hehe、
ちっとやりすぎたか、ジョーダンだジョーダン。」
ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ





.....イヤ冗談言ってる雰囲気じゃなかったよ!?




...映画でよくある(許してやるよ)




っと見せかけてグサリはやめてくれよマジで..！




『...本当に何もしない..？』



マーダー「しねぇよ、
俺が本当に苦痛を与える気がありゃ
今頃テメェは激痛にのたうち回ってる頃さ。」
ﾊﾞﾁｺｰﾝｯ



『マーダーにその気が無くて本当に良かったよ。』



...あったら今頃私は苦痛に絶望して

ナイトメアのオヤツになる所だ...


あとサンズの時みたいに可愛くウィンクしないで！


言葉の内容とのギャップが凄くて逆に怖い！





『....えっと、
じゃあ私まだ掃除あるから、どいてくれる?』



マーダー「....」ｼﾞｯ




『....?マーダー、聞いてr..』




キラー「ぇぇえええ！？」




『っ!?』ﾋﾞｸｯ




マーダー「...っせぇなぁ何なんだテメェは！」ｲﾗｯ




キラー「いや何なんだはお前だよお！？」ﾋﾞｼｯ

595:懲りないね君達...→←593:忠告を無視した代償は

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す