ﾀﾋぬ日が近づいたので姿をくらまそうとしたらサンズ達に捕まりました。<12>【 Undertale】 (ページ23)

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573:爆睡した彼女は思考するページ23

A side

......

.........

『..寝た.......物凄く寝た....!!』ﾊﾟﾁｯ

...今何時だ？

私は自分でも驚く程、パッチリと目が覚めた。

昨日はあれから記憶が全く無い..

そのまま起き上がって時計を見る

『4時..寝たの早かったからな...
そりゃそうか。でももう二度寝も出来そうにないし
...寒いけど起きるかね。』

私は、いつの間にか着替えていた
パジャマの上からカーディガンを羽織ると

リビングをソッと覗いた。

サンズの寝室の方に耳を立てると、

スヤスヤな寝息と、
グーグーと言う寝息が２つ聞こえる。

恐らくパピルスは昨日サンズの部屋で寝たのだろう

....本音はパピルスの寝顔を拝みたかったが、

昨日何時まで起きていたのか分からない以上

邪魔は出来ない。

私は次はシロの方を見た。

シロはガスブラの姿に戻っていて
今は瞳の光が消えている。

....寝ているのか、

リーパーの所に行ってるのかもね。

私はリビングに出ると、

そろそろと窓の方へと歩いて行って
カーテンを少し開けた。

外は少し明るくなってきているが
それでも薄暗く、
遠くの山々は暗闇に包まれている。

....この世界で生まれてきた物は

当然この世界に帰る

それは...サンズもパピルスも同じだろう。

....でも私は元の世界では既にﾀﾋんでいる

加えて

こちらではバグの発生源になってしまった

.......なら....ﾀﾋんだら....

『...私は...何処に行くのだろうね....』ﾎﾞｿｯ

ﾀﾋぬのは嫌だ

怖い

どうして私がこんな目に

....何て、
思い始めたらきりがない感情はちゃんとある

でもだからって逃げていい訳はないんだ

ちゃんと....ちゃんと

サンズにラグマット弁償してからじゃないと！

でもあのラグマット高いやつかな...

......今日明日で仮に日雇いして....

足りなかったら買えないぞ...どうしy..

『....あ、ダメだ。
確か今日は博士が来るって言ってたな、
...そう言えば、
ご飯が食べたいって言ってたけど、
朝御飯なのか昼御飯なのか聞いてなかった』

＊＊＊「おや？
A君お金が欲しいのかい？」ｺﾃﾝ

『ﾌｧｯ!?』ﾋﾞｸｯ

....ビックリした...!?

シロは....よかった起きてないか

『...博士どうしたんですか...
まだ朝の４時ですよ...?』

ガスター「んー、
私基本寝ないからこの時間は暇でね。
A君起きてたから来ちゃった！」ﾆｺｯ