ﾀﾋぬ日が近づいたので姿をくらまそうとしたらサンズ達に捕まりました。<12>【 Undertale】 (ページ21)

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571:その眠りは誘われた物ページ21

NO side

パピルス「ニェーッ!?
シロって頭の中に世界があるのか!?
じゃあ脳ミソは何処にしまってあるんだ!?」ﾋｿｯ

サンズ「そりゃあ、
もちろんあの目玉の中さ」ﾆﾔｯ

パピルス「ニェーッ!?
シロの脳ミソってすごーく小さいんだな！？」ﾋｴｰ

シロ「おい聞こえてるぞ
そこのクソ骨ブラザーズ！」ｷｯ

『フフッ....ふぁっ..』ｱｸﾋﾞ

コントを繰り広げる三人の様子に

Aは笑いを溢していたが、

その瞼は段々と重そうに瞳に覆い被さり

ついにアクビを漏らした。

サンズ「...さ、ふざけんのもこの位にして、
そろそろ寝るか。」ｶﾀｯ

パピルス「そうだな！
Aも疲れてるみたいだし、
瞼がくっつきそうだぞ、」

シロ「ふん！あんな危ない思いをしてまで
貴様の部下共を救ったのだから
疲れて当たり前だろう、

さぁA様、ベッドにお運び致します。」ｽｯ

『....ごめん...何か突然眠くなってきて..』ﾌﾗｯ

シロ「気になさる事はありません。
A様はニンゲンのお体で連日連夜
無理をなさっておいでなんですから、
ゆっくりお休み下さい。」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

『....ん...』ｼｮﾎﾞｼｮﾎﾞ

シロ「........」ｶｼｬｶｼｬｶｼｬｶｼｬ

サンズ「無言で寝顔メモリーしてんじゃねぇよ」

パピルス「シーーッ!
Aが起きちゃうだろサンズ!
シロ、ちゃんとお布団被せてあげてね！
あ、そうだ
俺様ちょっと部下とX殿に連絡してくるよ。」ｽﾀｽﾀ

パピルスは先程までの幼さを消して、
隊長の面差しをサンズに向けると
そのまま携帯を持ってリビングを出ていった。

サンズ「...he、ちゃんと隊長してんだなアイツ」

『.....』ｽｳｯｽｳｯ

シロ「...効いたみたいだな。」ﾎﾞｿｯ

シロは腕の中でスヤスヤと眠るAを見つめ
そう溢すと、

ベッドにソッと寝かせ、布団をかけた。

サンズ「お前Aに何か飲ませただろ。」ｼﾞｯ

シロ「...勘違いするなよ、ただの睡眠薬だ。
さぞかしお疲れだろうに
無理して起きていらしたからな。
A様はああ見えて頑固なお方だから
こうでもしなければちゃんと寝て下さらない」
ため息

サンズ「hehe、お前よく見てんな？
確かに頑固だ、その上
アイツは自分の身を平気で危険に晒そうとする、
体はちいせぇ癖に心の受け皿がデカすぎて
こっちがヒヤヒヤするぜ。」ﾋﾗﾋﾗ

シロ「同意見なのは物凄く気に食わないが、
それな。」ﾋﾞｼｯ