ﾀﾋぬ日が近づいたので姿をくらまそうとしたらサンズ達に捕まりました。<12>【 Undertale】

562:それはいつもと変わらぬ様子で ページ12

NO side〜休憩室〜






警察官X「....ふぅ...」




取り調べ室から出たXは、

イラつきを抑えるように拳を握り、

休憩所に入るとタバコに火をつけた。



警察官X「....あの子には申し訳ないが..

...これまで数多くの犯罪者を相手にしてきた、
あの手の人間は省みる心等ありはしないだろう..

...はぁ、
こう言う時の無念さはたまらないな...」ため息




＊＊＊「??あらXまだいたの!
今日は奥さんの定期健診の日でしょ、
貴方朝から気にしてたじゃない?」ｸｽｯ



警察官X「...あぁ、妻には電話しておくよ、
そろそろ4週目だからn..」



ーーーーーバチバチｯーーーーー




Xが、居合わせた婦警と会話を交わした直後、

辺りは突然暗闇に包まれた。



婦警「!?な、何!?」ﾋﾞｸｯ



警察官X「!?...停電か?
予備電力があるから直ぐにつくだろうが、
拘置所の電子ロックの状態が気になるな...
俺は管理センターに向かう、お前は
署内の人間に怪我が無いか見てきてくれ。」ｽﾀｽﾀ



婦警「OK、暗いからそっちも気をつけてよ!」ｽｯ






警察官X「あぁ.....」ｽﾀｽﾀ


Xは、会話をしている間も灯る気配のない
電灯に若干の胸騒ぎを覚えながら

管理センターに急いだ。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー







B「...おい、本当にこっちでいいのかよ？」ﾋｿｯ



A「ああ、監視カメラの無いルートは
この地図に書いてあるからな！こっちだ！」



C「ハハハッしっかし、
お前の親父さん、
今回は停電を起こすなんて派手な事するよな！
前に別の国でパクられた時なんかは
担当した警察官買収してくれて
無罪放免になったのに...
あ！もしかしてAがあのガキを
コロ しかけたせいじゃねぇか!?」ﾋｿｯ



A「あれは不可抗力だろうが！
チッ、あのガキがモンスターだったら
こんなに面倒な事になってねぇっての...」ｷﾞｯ


Aは裏道を進みながらも、
Aに対する怒りを滲ませた。



裏口までたどり着くと、
普段は電子ロックのかかっているドアが、

停電の影響なのか解除されている。
警察署の裏口から外に出て、

手紙で指定された公園に着くと、
Aはポケットからタバコを取り出した。



A「...チッ、オイル切れかよ、
おいB、火ぃ貸s..」



Aはイライラとしながら
オイル切れのライターを放り投げ
後ろを振り向いたが、

そこにはBはおろか、Cの姿も無い。


A「...ぁあ？おい、B、...C..!アイツ等どこに」




【よう、待ってたぜ どら息子さんよ】

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