ﾀﾋぬ選択肢を選ぼうとした主人公を今度はサンズ達が何がなんでも止めようと追跡してくる。<11>【 Undertale】

544:ウサギさんの楽園 ページ44

A side





『パピルスさん、パスタご馳走さまでした！
とても美味しかったです。』ﾆｺｯ



パピルス「ニャハハのハー！
俺様のパスタはサイコーでしょ！
また今度作ってあげるからね！」ﾆｶｯ



サンズ「オイラ次回は
ケチャップピタピタナポリタンがいい。」


パピルス「ハイハイ、
サンズはいつものケチャップパスタでしょ！」


ドリーム「...うん、
一本丸々入れたらどの種類のパスタでも
ケチャップパスタだよね！」



『....フフッ...』ｸｽｸｽ





シロ「ふん！貴様は全く分かってないな、
これこそがベストショットだろう。
この愛らしい睫毛が
陽に当たりうっすら光る様はまさに後光！」


インク「エヘヘ、甘いねシロ。
ボクのこの一枚は奇跡の一枚だよ？
何たって、
あの普段表情を変えないAちゃんの
タマネギで涙するこの一枚見てよ！
ちょーグッとこない！？」



シロ「な!?そ、そんな貴重な写真いつの間に!?

...いくらだ、金ならあるぞ!」ｽｯ



インク「じょーだん！？
これは門外不出だよ！ボクのお宝なんだから！」




ドリーム「...っ」ﾁﾗﾁﾗ




サンズ「あそこに混ざったらお前も同罪だぜ？」



ドリーム「それはヤダ！」




パピルス「A、お腹も膨れた事だし
ウサギさんスケッチしよう！」ﾆｺﾆｺ


『いいですよ。
でもウサギさんこの辺にいますかね？』ｷｮﾛｷｮﾛ



パピルス「ペンと紙と、
あとはA持って準備OK！」ﾋｮｲｯ


『のわっ!?』ﾌﾜｯ



パピルスは言うが早いか、
周辺のウサギを探している私を
軽々と持ち上げると

天使のようなスマイルを浮かべた。


サンズ「パピルス、スケッチはいいが
あんま遠くには行くなよ?」




パピルス「実は、俺様しか知らない
ウサギさんの楽園がこの近くにあるんだ!
見せたらAが喜ぶと思って
今回このデート作戦を考えたんだ！」ｴｯﾍﾝ



『....パピルスさん...
私感動して目から塩水が止まらないよ..
何でそんなにいい子なの君..』



パピルス「じゃ行ってくるね！」ｼｭﾝｯ


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NO side




シロ「...ふむ、やはり被写体が素晴らしいと
どんなに下手くそが撮っても
美しく撮れるのだな！」ｷﾗｷﾗ


インク「..ねぇもしかしてボクディスられてる？」



シロ「...これもなかなか...

...ん？...おい骨、A様は？」ｷｮﾛｷｮﾛ



サンズ「お前等がオタク談義してる間に
弟とスケッチ行ったぜ」ﾋﾗﾋﾗ

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