ﾀﾋぬ選択肢を選ぼうとした主人公を今度はサンズ達が何がなんでも止めようと追跡してくる。<11>【 Undertale】

533:事の経緯もつかの間に ページ33

NO side





『まず、
私はお仕事をしているのならコーヒーでもと思って
持って来たんです、そしたら
サンズさんはソファで寝てしまっていたので、
退出しようと思ったんですが
足元に書類が落ちているのが目に入って、
それを拾ってから少し休もうと
コーヒーをソファで飲んでいたんですが、
その時サンズさんが寝ぼけた様子で腕を掴んできて
抱き締められたら
身動きが出来なくなってしまって、
私は抱き枕と化して今に至ります。

...お分かり頂けましたか？』


Aは、
改めて昨日の状況と、
今の状況の経緯をサンズに説明した。



サンズ「.....良かった....」ため息



『え?全然良くないですよ、
おかげで体冷えきって鼻水出てます。』ｽﾞﾋﾞｯ



サンズ「..hehe、悪かったよ。
んじゃあ何か温かいスープでm..」


ーーーガチャッーーー



インク「おっはよー！ねーサンズー!!
Aちゃん居ないんだけ...ど...」固



ーーーガタンｯーーー



サンズ「まて筆、勘違いするなよ」



『おはようございますインクさん、
今日も非常識な位早い訪問ですね。』



インク「.......ぇぇええええ！？」



ドリーム「ねーインクAちゃん居た？
あ、サンズ早朝からごめんね！」



サンズ「..あぁ今考えてみりゃ、
オイラ瞬間移動使えば良かったんだな..」現実逃避



ドリーム「?????????」ﾌﾘｰｽﾞ



インク「え、二人...え何..
何でソファで..えムリゴフッ!!」吐インク



サンズ「...A、
変に誤解され...もうされてるが、
ややこしくなるから一旦離してくれ。」ﾂﾝﾂﾝ


『...寒いので嫌ですけど
ややこしくなるのはもっと嫌なので離します。』
ﾊﾟｯ




Aが手を離した瞬間、

固まっていたドリームは弾けるように飛んで
Aを抱き締めるとサンズから引き離した。



『グフッ..ド、ドリームさん..おはようです。』



サンズ「...おいおい、
ドリーム、ちっと乱暴なんじゃねぇか?」ﾑｯ



ドリーム「サンズ、何でAちゃんと
く、くっついてたの!?」ｷｯ




サンズ「...hehe、お前も野暮な事聞くな？」ﾆﾔｯ



ドリーム「!!??」ｽﾞｶﾞｰﾝｯ



『君がややこしくしてどうする..』



インク「もーサンズもドリームもズルいよ！
ボクだってAちゃんとハグしたい！」バッ




インクはそう言うと、
お得意のジャンプスライディングハグの
体勢でAに飛びかかった。



...しっかし...皆...夜明け前から元気だね...

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