525:本当は探し回ってたとは言えず ページ25
A side
サンズが急ごしらえで作ってくれたのは
厚切りベーコンに
カリカリに焼いた目玉焼きを乗せた
スペシャルトーストだった。
『..お、美味しそう!』キラキラ
サンズ「he、冷めねぇ内に食べて今日はもう寝な、
恐らくパピルスは明日連絡入れたら
飛んで来るだろうしな。
本当ならオイラも休んで話がしたい所なんだが、」
『それはダメですよサンズさん。
お仕事から帰ってきたら
晩酌にお付き合いしますので
その時ゆっくり話ましょう?』ニコッ
サンズ「...OKだ。」ポンポン
『そう言えば、サンズさんってお酒飲む時に何も摘ままないんですか?
私は飲む時は必ずお摘み用意してたんで、』
シロ「な!?
A様にはまだお酒は早いですよ!?」
『...用意をしていたって話だよシロ、
両親の晩酌の...ね?』
シロ「あぁ、そうでしたか!
一瞬、飲み慣れたような口調に聞こえたので
勘違いしてしまいました!」ニカッ
サンズ「...hehe..」クツクツ
『...サンズさん...!』ヒソッ
サンズ「悪かったって!
オイラは摘まみ無くても平気なんだ。
ニンゲンみたいに脆い胃袋なんか無いからな。
さ、これ一杯飲んだらまだ少し仕事やんねぇと」スッ
サンズはそう言って、
いつの間に用意したのかトマト酒とグラスを
手に持ってテーブルに座った。
『...お仕事、忙しいんですか?』
サンズ「..ゴクッ..あぁ、
ニンゲンと進めてたプロジェクトが
大詰めだからな。
この大事な時に数日空けちまったから
家でもやらねぇと追いつかないんだ。」
『...それってもしかして..私を探す為に..?』
サンズ「..いんや、用事があっただけだぜ、
グビッ...んじゃ、食ったらちゃんと寝ろよー」ヒラヒラ
サンズはそう言ってトマト酒を飲み干すと
自室に入って行ってしまった。
シロ「A様、
食べたらお風呂にお入り下さいね!
お体が冷たいですし、
あの大魔人のドロドロが少しでも付いていたら
バッチいですから!」
『...シロにとって帝王様のグープは汚いのか。
分かった、そうするね。
ありがとうシロ。』ナデナデ
シロ「はい!」キラキラ
私はキラキラを目から散らすシロを
ひとしきり撫でてから浴室に向かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
NO side
シロ「...はぁA様、
あんなに可愛らしいと不安でおちおちできん!
やはりもっと太って頂かなくては!」ドドンッ
111人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
璃奈の気まぐれ落書き部屋(プロフ) - パッピィィー!!あ゛あぁー!!可愛すぎだろぉー!? (2022年11月24日 21時) (レス) @page45 id: 63d2832961 (このIDを非表示/違反報告)
これはお咲さん - 普通にパッピがイケメンなんだよぉ"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ"ぉ" (2022年11月24日 7時) (レス) id: 3b1cb8dcad (このIDを非表示/違反報告)
りるらる(プロフ) - 更新頻度早くていつも毎日毎日が楽しみになっています!これからも読ませて頂きます! 頑張ってください! (2022年11月24日 1時) (レス) id: 73de3575bd (このIDを非表示/違反報告)
おめめ(プロフ) - パッピ…髪の毛ないけど(からこそ)三角巾付けてて欲しいぃ…!てぇてぇです(半泣) (2022年11月24日 0時) (レス) @page42 id: fbb04e1f70 (このIDを非表示/違反報告)
ロイド・ナルハ(プロフ) - パピちゃん…ホントにパスタのこと言おうとしてたん……?いやでもパピちゃんの事だ本当にパスタのことかもしれん…どちらにしろ可愛い…… (2022年11月23日 22時) (レス) @page41 id: a0fdd2e6b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒猫軍曹 | 作成日時:2022年11月7日 8時