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《リカside》
リカ「ごめんなさい、こんな話...意味わかんないですよね」
Aちゃんには先に行ってて、と言われたけど、
納得がいかなくて。嫌な予感がして...
校舎をぐるぐる回って探し回って見つけたジャージ。
ゴミ置き場の中にあって...ボロボロにされてて...
なんでAちゃんがこんなことされなきゃいけないんだろう
そんなこと思ってたらサボリに来たであろう
校内でも有名なカイくんが来て
思わずペラペラと話をしてしまった。
私あんまり人と話すの得意じゃないんだけどな...
仲良くなった人としか、あまり話すことができない。
いわゆる人見知りというやつ。かなり、激しい人見知り。
こんな話、カイくんにしちゃうなんて...
KA「友だちなの？」
リカ「う、ん。昔から、仲良くしてくれて...」
KA「ふーん...」
自分できいたくせに、対して興味無さそうな返事。
KA「あいつ、どう思ってるかわかんねぇけどさ。」
あいつ、って、Aちゃん、だよね？
KA「ちゃんと気持ち、伝わってると思うよ。」
そう言って少し微笑んだカイくん。
リカ「うん、」
KA「お前、いい奴だな。」
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作者名：みにょる | 作成日時：2015年6月1日 22時
