いつのまにか。 (ページ20)

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《ギョンスside》

出ていったAちゃんを追いかけていったセフン。

僕は立ち尽くすカイの前に立つ。

KA「ヒョン。」

GS「今の、なに？」

KA「...」

GS「何があったかは聞かない。けど、呼んだのはカイだろ？」

僕の言葉を黙って聞くカイ。

GS「今のは最低だ。自分でもわかるだろ？」

KA「うん...」

GS「僕も今日は帰る。」

荷物を持って部室をでようとする。

KA「...ごめん」

GS「謝る相手、僕？」

KA「...」

そのまま部室を後にして校内をぐるぐる。
いない。帰ったのかな？

中庭を通り過ぎようとすると、二人の声が。

SE「僕はヌナのこと大好きでとぅ。辛くなったらいつでも僕が受け止めまとぅ。」

A「セフナ...」

SE「一人で抱え込まないでくだたい、ね？」

A「うん、ありがとう...」

SE「ヌナ！バブルティ飲みいきまとー！」

ふふ、と笑う彼女をみて、ホッとする。

最近、嫌がらせされてるみたいだったから...

GS「今日はセフンに譲ってやるか...」

僕はそのまま、家へ足を進めた。