わたし三ツ谷くんから離れます

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タカちゃんが美桜さんの頭をポンポンした。













その光景が不思議すぎて最悪で目に焼き付いた。



















『そ、そろそろ時間だから帰ったらどうですか二人とも。』

















私がそう言うと、

















隆「まだまだ時間あるけど？どうした？」


















『いや、わたしこれからサボるから、早いとこ帰ってもらえるとありがたいなって。』
















タカちゃんの目も美桜さんの目も見ずにそう言い放つ
























隆「A、サボったらだめだっていつもいってんだろ？？」














美桜「そうだよ〜、勉強置いてかれちゃうよ？」

















『勉強は別に出来るので大丈夫です。』
















隆「だめだって。先生に怒られんぞ？そもそもサボってどっか行くとこでもあんのか？」



















『その辺で猫でも探す。』



















隆「そうやって昔から裏路地とか入って危険な目にあってんのどこの誰だ、？」

















隆「とにかく、危ないからだーめ、」




















『わたし強いもん、大丈夫。』



















隆「はぁ … 、弱いくせに。近くにいないと守れないんだからだめって言ってんだろ。」


















『最近強くなったの。もう、過保護やめてよ。』




















そう言って教室を飛び出した。



















隆「っおい、！待てよA ！」





















美桜「ホームルーム始まっちゃうから行こ？ね？」




















わたしを引き止めに追いかけようとしたタカちゃんを止める美桜さん。






















はあ、ほんと意味わかんない。






















ホームルームも1時間目も受けないでサボるのは初めてで来た意味が分からなくなってしまった。




















荷物も持って不機嫌になりながら下駄箱へ向かう。




















学校から出て家へそのまま帰るのもつまらないから知らない公園に来た。





















ブランコに乗ってゆらゆらしていると、





















隣に誰か座ってきた。

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