わたし三ツ谷くんから離れます

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タカちゃんとの思い出を振り返っていたらどうしようもなくタカちゃんに会いたくなってしまった。



















自分で離れるって決めたくせに、全然こころは離れてくれなくてまだまだ寂しい。





















疲れたしもう寝ようと思って目を瞑った。























ピンポーン





















すると、いきなりインターホンがなった。




















宅急便かなんかかな。




















『はーい、！』


















少し急いで玄関を開けると、





















隆「よっ、A！」




















そこにはさっきからわたしの頭をぐるぐる回って消えてくれない彼がいた。

















『え、？タカちゃんどうしたの、。』


















驚きが隠せなくて少し動揺してしまうわたし




















隆「ほら、これ！やるよ。」



















そう言ってタカちゃんがわたしに手渡したのは今日の部活で作ったのであろうマカロン。





















『え、！なんで、マカロン…』





















隆「A、マカロン大好きなくせに今日食いに来なかったからさ、渡しに来た。」


















素直に嬉しくて嬉しくてどうしようも無かった。




















タカちゃんから離れると決めたけどそれ以上に嬉しくてタカちゃんが愛おしくて大好きで涙が出そうになる



















隆「マカロンって作んの難しいんだぞ？特にここの部分が〜〜、、」
















隆「って、なに泣いてんだよ、どうした？」





















『タカちゃんっ、うれしい、ぐすっ、ありがとぅ、』


















隆「はは、さいきん元気ねえし俺の事避けてるのかと思ってさ、悲しいっつーか、結構心配だった…、」





















そう言ってわたしを優しく抱き締めるタカちゃん






















久しぶりに感じるその温もりとだいすきなタカちゃんの匂いにつられて涙が更に溢れた。
























隆「A、俺はここに居るから、そばに居るからそんな泣くな。」



















また、ひとつ好きになってしまった。

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