ただ、好き。4

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A「……はぁ、」





少し前までは 楽しかった。
毎日大貴と一緒にいれてバカやって…。









……けど今は？









ずっと憧れだった 大好きな人とは両思いになれて付き合えた。

だけどポッカリと穴が空いたような気がして…









………









……









…









美和「ちょっと…！帰らないの？」

A「…え？」

美和「今日ずっと ボーッとしてるけど大丈夫？」

A「あぁ うん。」









…私 学校にいたんだ。

ここまで いつものように来たんだっけ…
どうしよう 何も記憶がない。









……









…









涼介「なぁ、」



美和とバイバイした後 後ろからポンッ って涼介に肩を叩かれた。









涼介「ちょっと話さない？」

A「うん、」

涼介「伊野ちゃんに連絡入れた方が良いよね？」

A「あぁ そうね、連絡するね」

涼介「……」









…









涼介「近くにさ うまいケーキ屋があるんだよ」

A「奢ってくれるの？ありがとう、」

涼介「はっ？いや まぁ…うん、特別な」

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