vs轟焦凍 ページ45
「妖花Aさん」
「はい…？」
「初めまして、荼毘の母親です」
って事は轟くんのお母さん。
その後にまた入ってきたのは冬美さんと夏雄さん。
呆然としてると轟くんのお母さんが土下座をした。
「うちの息子が申し訳ありませんでした」
衝撃の光景に助けを求めようと爆豪くんを見たけど「自分でなんとかしろ」って小声で言われた。
「何とお詫びをすればいいか…」
「…っ、そんな…やめてください」
とりあえず立たせようと轟くんのお母さんに近づいた。
「Aちゃん、本当にごめんなさい」
「冬美さん…」
「焦凍から事情は全部聞いたの」
まだ頭を上げない轟くんのお母さんの肩を持って「とりあえず立ってくれませんか？」と声をかけた。
立ち上がると私の顔を見て少し泣きそうな表情を浮かべた。
「息子がした事、全て私が償います…だから、どうか」
言いにくそうに言葉を発していく轟くんのお母さん。
「焦凍の事、嫌わないであげてください」
「私たちがこんな事言える立場じゃないのは分かってるの。
でも焦凍がね…Aちゃんのことを大事な人だって言ってたから…」
冬美さんが続きの言葉を探すように黙り込んだ。
くだらない事を見たかのような顔をした爆豪くんがベットに座って胡座をかく。
「償ってほしいなんて思ってません
焦凍くんの事も轟家の皆さんの事も嫌いません
燈矢くんのこと何も思わなかったわけじゃないけど…それ以上に焦凍くんのこと、私も大切にしてるから」
上手く言葉に出来たか分からないけど伝わったんだと思う。
冬美さんたちがびっくりしたように目を見開いた。
「Aちゃんは強いね」
「焦凍くんや皆が居てくれるから」
泣きたい時は頼れって轟くんが言ってくれた事、私を守るって言ってくれた事、全部覚えてる。
轟くんは優しい人だから。
「爆豪くん、私、轟くんに会いたくなってきちゃった」
「勝手にしろや」
「だから、お母さんたちも私のことはなーんにも気にしないでください！世間がなんと言おうと私は轟家の味方です」
未来のご家族かもしれないのでね。
なんてこんな時でもふざけたことを思いつつお母さんの手を取って握手しておいた。
「絶対大丈夫ですよ」
にしてもお義母様はお美しい。
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ちらす(プロフ) - マコ。さん» ご指摘ありがとうございます。一部誤字があったのは気付いていたのですが直していなかったので直させていただきました。誤字については他にもたくさんあると思いますが暖かく見守っていてくださると嬉しいです。 (2月25日 1時) (
レス) id: 5c6a50faa0 (このIDを非表示/違反報告)
マコ。 - ベストジーナストじゃなくてベストジーニストです。 (2月24日 22時) (レス) @page35 id: df9fd7219e (このIDを非表示/違反報告)
ちらす(プロフ) - ふ れ ん ち と ー す とさん» コメントありがとうございます♡6期までかなり長い道のりでした(笑)バトルシーン難しいですが楽しんでいただけるようにがんばります(^^) (10月26日 19時) (レス) id: f63bdb0683 (このIDを非表示/違反報告)
ふ れ ん ち と ー す と(プロフ) - アニメ第6期らへんのとこ書いてくれる人すくないのでめちゃくちゃありがたいです！！😺😻 (10月26日 18時) (レス) @page33 id: 29f783bac3 (このIDを非表示/違反報告)
ちらす(プロフ) - 月姫さん» またまたコメントありがとうございます！月姫様にコメントいただけるの実は楽しみにしてました(ˊᵕˋ)♪今回も更新頑張りますのでよろしくお願いします♡ (10月13日 0時) (レス) id: 673d919b26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらす
| 作成日時：2023年10月12日 13時
