美 少 年 同 士 の “ 恋 ”

立会人 ページ29

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心配性続編です。


先にそちらを読んでからお読みください。









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那須side









パッと起きて重い身体を動かし携帯を開いて時間を見ると午後6時30分。



今日の夜ご飯はスタッフさんが事前に買ってきてくれたお弁当。









モゾモゾと隣で龍我が動いた。






そーだ、龍我と一緒に寝てたのか。









雄「 りゅーが、そろそろ起きよっか？
夜ご飯たべない？ 」









頭を撫でながら
赤ちゃんに喋りかけるように話しかけると









龍「 んん、おきる… 」









目を擦りながら起きてベッドの端に座った龍我だが、まだ眠そう。









雄「 龍我連れてってあげるから、おいで 」







龍「 ありぁと 」









少しだけ、ほんの少しだけ離れたところまで抱っこしていくことにした。





俺よりも背は高いけど体重はまだまだ俺が抱っこできる重さ。









座椅子に座らせると頭をこくこくさせやっぱりまだ眠そう。









雄「 ふふ、龍我食べれる？ 」








龍「 ねーむーい… 」








雄「 …膝来る？ 」







龍「 うん 」









駄目元で聞いたのに龍我は即答でOK。

寝起きの龍我は素直で可愛い。









＿＿＿









龍「 あー 」









雄「 おいしい？ 」









龍「 うん、もっと 」









雄「 もう、赤ちゃんは大変なん「 あかちゃんじゃない 」龍




雄「 …ごめん 」









龍「 んんー、もうねる。 」









そう言って向き合うように膝の上に座り直して抱き締めてきて、首元に顔を埋めてきた。





…ねえ、

わかっててやってるの？それだったらだいぶ小悪魔だよ、龍我…。





思春期の男が好きな人と二人きりで１つの部屋にいてその好きな人が膝に乗ってきたりなんてしたら…









雄「 龍我、俺龍我のこと食べちゃいそう 」









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