美 少 年 同 士 の “ 恋 ”

ツンツンりゅがたん（リク ページ13

那須side









最近の俺の悩み…それは……









那「 りゅーがっ♪ 」









佐「 なに 」









那「 こっちおーいで♪ 」









佐「 …いい 」









那「 大好きな那須とぎゅーしたくないの？ 」









佐「 だいすきじゃない！！ 」









那「 ねえ！那須泣くよ？！？！ 」









…これです。

ウチの龍我のツンツン期




いつもなら腕を広げれば照れながらも寄ってくるし、龍我がそうゆう気分の時じゃなくてもトコトコよってくる。




なのになんで…！なんで少しもよってこないんだ！！





もうデレ期ロスだよ、龍我…









那「 龍我、龍我は寂しくないの？ 」









佐「 …べつに 」









那「 もーう、素直じゃないなあ 」









そう言って無理やり龍我を足の間に挟んで後ろから抱き締めるとちょっとだけ耳を赤くした。









那「 …ほんとはぎゅーしたいんじゃないの？ 」









佐「 …もう！ちがうから！！！ 」









そう言って怒って楽屋を出ていっちゃった龍我。




でも龍我が拗ねたときに行く場所なんてわかってる。









＿＿＿









那「 龍我、 」









案の定、いつもの自動販売機の近くのベンチにいた。









佐「 なんできたの 」









那「 なんでそんなに怒ってるの 」









佐「 怒ってない 」









那「 ちがう、いつももっとかわいい顔だよ 」









佐「 …かわいくなくていい 」









那「 あーーーちがうちがう、今も可愛いんだけどさ、なんていうか… 」









佐「 もういいから、もうどっかいって 」









那「 …あっそ、もういいよ 」









佐「 …っ 」









そっちがその気ならこっちだって手があるからね

覚悟してよ龍我

※→←※

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す