歌うたいのバラッド (ページ7)

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D-liteさんが、すーっと歩いて私の横に来た。

「あ、、こっちに来るんですか？」

D「へ？、、ダメですか？」

うわ、私ったら何て失礼な事を、、

「あ、そうじゃなくて、緊張して指が震えそうで、、」

D「じゃあ、僕も緊張して声が震えそうです！」

練習室が笑いに包まれ、そしてD-liteさんの事務所の人が何かを叫んだ。

D「ヤー！ヒョン！(笑)」

韓国語だから、全く分からなくて、私は固り続けるしかなかった。

D「あー、ごめんなさい、韓国語です」

「はい、、」

そして、私の耳元で

D「僕達が恋人みたいだって、僕のマネージャーが」

「、、、、、」

イキナリの出来事で、頭が真っ白になって、何が起きたかもわからなくて、
もう、ガムシャラに鍵盤の上で指を動かした。