のんびり少女は浅野君を落としたようです【暗殺教室】

7話 ページ8

Asaid

あの後りゅーちゃ〜とメールしてたら寝落ちしちゃった〜。学校であったら謝っておかないと〜。
お弁当作るのめんどくさいから学食のものにしよ〜。メール来てないかを確認するとゆきちゃ〜から日直で先に行くと言うメールが入ってた〜、昨日の放課後からゆきちゃ〜に会ってない…。

貴「……」

チョコ棒を食べながら登校…。隣をE組の先輩が通る…知識が長けてないだけであんな差別を食らうこの学校…なぜE組なのが分かるかと言ったら〜、何組か知らないけど先輩方が馬鹿にしてるから〜。
ただ庇う気はないが、低能だなとは思うな〜…本当に頭がいい人は一々突っかからないもん…。

貴「ゆきちゃ〜」

急ぎ足で教室へ向かう、教室に入るとゆきちゃ〜がいた〜

神「あ、Aちゃんおはよう」

貴「おはよ〜」

昨日の放課後も今日の朝も会えなくて寂しかったんだぞ〜と言いながらゆきちゃ〜に抱き着く。
怒ると怖いけど普段は優しいしお姉ちゃんみたいな人、私のヒーロー。
いつもの様にくだらない話をして授業を受ける…私は相変わらず外を眺めたり軽くノートをとる。
四時間目は社会だから真面目にノート取った、苦手だし…。
ノートとってるだけあって点数はまぁ、いい方…。

眠くなりながらも四時間目を終えゆきちゃ〜と食堂へ…

貴「ん〜、何食べようかな〜」

神「何食べたい気分なの？」

貴「ん〜、お肉…唐揚げ定食にする〜」

分かった、私席に取っておくからと言ってゆきちゃ〜は行ってしまった

食堂のおばちゃんと軽〜く話し定食受け取ってゆきちゃ〜のいる席へ…。

貴「おまたせ〜」

神「そんなに待ってないよ〜」

出来立てなのか唐揚げはめちゃくちゃ熱かった……

貴「熱い…。」

神「火傷してない？大丈夫？」

貴「うん〜」

食べ方上手だねって言われた〜、長テーブルだから誰が来ても仕方のないことだけど…。

貴「浅野さんが前に来るなんて予想外ですよ〜、あ、このトマト甘い…」

浅「昨日のメールの事でだな、蓬莱休日は開いてるか？」

貴「特に何もないよ〜」

そう返すと土日のどちらかお前が決めてくれと言われたので土曜と答えたら場所と時間を指定して買ったものをもって四人グループの男子たちの元へ…。それだけなの〜？

神「デート？」

貴「ううん、一緒に勉強しようって誘われたから〜、社会と国語聞こうかなぁって」

神「ふふ、頑張ってね」

そう言いながら私の頭を撫でてくるゆきちゃ〜、暖かくて柔らかい、落ち着く〜。

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