秘密の花園 (ページ4)

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サンジの場合ページ4

「ナミも、彼のストレートな愛情表現はいつも受けていて、ご存知の通りじゃないかしら？」

「まぁ、サンジくんは確かに、この船のクルーの中では、1番レディファーストを分かっているし、王子様よね」

お？

いつもは、サンジが一方的にナミにまとわりついているもんだと思っていたが、これはもしや、サンジ脈アリか？？

「料理の腕はみんなが認めるところだし、戦闘でも、ゾロ同様に頼りになるわ。女性の扱いもスマートな彼は、そういう意味では、ナミの望む、強さと優しさを兼ね備えた理想的な男性ね。」

ちゃぷん、
とロビン言葉と同時に、二人が入っているだろう浴槽の水温が低く聞こえた

「まぁ、確かに、サンジくんはどことなく王子様よね。
まぁ、本当に王子様だった時はビックリしたけどね！」

「ふふ、そういえば、彼は、そうよね。
ジェルマ王国のプリンスだもの」

「サンジくんって、細身だけど、割と引き締まっているというか、あれで結構上半身とかもガッチリしてて、実は身体も男らしいのよね。」

「あら？見たことあるような言いぶりね。」

おおおおおおい！！

まさか、ナミ！俺そんな、こんな所でそんな、
爆弾発言聞いていいのか！！？

思わず、俺も耳が大きくなりそうだ

「えぇ、見たことあるの。お風呂で」

おおおおおい！！！
お前ら、既にそんな仲かよ！

さすがサンジの女好きも、
ここまで来れば天晴れだぞ

俺は思わず、背中を持たれていた脱衣所の壁に頭突きする所だった