音駒の関西人【男主】part2 (ページ7)

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２７話ページ7

芝山said

『んでさ、そん時やっくん何て言ったと思う？』

芝「何て言ったのですか？」

『黙れ
自業自得や、アホA って』

芝「僕も夜久さんと同じですね」

『まじ！？』

目の前で驚いてる顔をしているのは２個上の先輩
こうやってゆっくり話すのは初めてかも知れない

『あ、招ちゃんや

招ちゃん！！』

福「っ！？」

芝「こんにちは」

『みんな制服やけど休みなん？』

福「はい」

休みなのは半分本当で半分嘘

他の３年生の先輩たちからAさんの気晴らしを頼まれたからこうやって集まっている

「A」

『クロに研磨
てことは話終わったん？』

黒「おう
だから呼びに来た」

『あんがとう
じゃあ俺戻るわ

部活頑張れよ』

Aさんの姿が見えなくなったと同時に

黒「あいつが相当無理してるのは気付いてると思う
春高だって本当はあの場所で一緒に戦いたかった。ってふと本音を漏らしたことだってある

あと少しの辛抱、あいつの息抜きに相手してやってほしい

１人になるとあいつは無理してきっと倒れる」

孤「だからAの試験が終わったら俺らで出掛けようって話してた
人混みは大嫌いだけどAの為なら頑張る」

そう、黒尾さんと研磨さんが言ったことに僕も福永さんも否定はしなかった

だって僕達も、僕もAさんを応援していて支えたいから

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