25話 ページ5
楽しい合宿も終わり俺は毎日のように勉強に励んでいる…つもり。
『だぁぁ!』
「うるせえ」
『バレーしたい!』
「はい、失格
次この問題」
『この鬼先!』
「あ''?」
『ナンデモナイデス』
なかなか数学の点数が上がらんくて毎日のようにやり直しを食らっている
「相変わらず数学苦手だな」
『…クロ』
「ちょうどいいところに来た
一服したいからこいつ頼むわ
バレー部関係の人には俺が言っとく」
黒「わかりました」
休憩中なのかクロが教室に顔を見せたと同時に担任は出ていってしまった
『休憩なん?』
黒「おう
ここ公式間違えてる」
『まじか
だからずっと解かれへんかったんや』
黒「本当に大丈夫なのか?」
『んなもん最後までやりきらな分からんやろ
結果が分かってない状態では諦めたくないね
解けた!』
黒「んっ、正解」
『よっしゃー!
終わった!』
黒「お疲れ」
「終わったのか?」
『バッチリ!』
「んっ、合格」
『クロ行くで!』
俺の発言にハテナを浮かべているクロの腕を引っ張りながら向かったのはもちろんバレー部が使う体育館
たまにはストレス発散も大事でしょ?
黒「あいつ本当速い」
夜「意外と足速いよな」
海「見かけによらずにね」
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作者名:朔弥 | 作成日時:2017年12月26日 21時