音駒の関西人【男主】part2 (ページ2)

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２２話ページ2

『さ、戻りますか！』

黒「合宿最終日で喋らすから言葉考えとけよ」

『え、まじで？
ちょっ、待ってーや！』

俺の嘆きは絶対聞こえてるはずやのに無視して帰っていく３年生を見て俺泣きそうになったよね

「…Aさん」

『ん？
あかーしと日向君やん』

名前を呼ばれ振り向くと複雑な顔をしたあかーしと日向君が立っていた

『どうしたん？』

赤「…いや…あの」

あかーしの反応で分かった。

『あー…
今の話聞いちゃってた？』

日「部活辞めるのですか？」

『３年とコーチ、監督にしか言ってないんやけど俺〇大の医学部行きたいねん
でもその為にはもうちょい勉強せなあかんくて夢か部活か。って感じやったのよ

悩んだ結果その答え

部活より夢を優先する奴やから幻滅した？』

日「…え、」

赤「…」

『ごめん、意地悪な事言った

これは俺から音駒のみんなには言うから黙ってて欲しい
日向君は研磨と仲良いらしいけどこればかりは何も言わんといてや

言い方悪くなるけどお前らには関係ないことやから』

冷たいのは分かってる
でもこればかりは他人に口出されたくない

あいつらは不満ながらも認めてくれたからこそ他の学校の奴らには何も言われたくない

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