デッドプールせんせいっ (ページ7)

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新学期の憂鬱ページ7

僕は押し入れに入ってる小さな丸テーブルを出して、お茶まで淹れた。

一様、真面目に真剣に取引しないと…。

ﾃﾞ「ブハッｗｗｗ
いや、なんだこのセットｗ
そんなに思い詰めなくても、酷い取引じゃないからリラックスしとけよ」

先生の大きな赤い手が僕の頭に向ってくる

その手を軽く早い退けた

『ウィルソン先生、いちいち僕の髪を撫でようとしないでください
その、…一様朝はちゃんとセットしてるんですから』

ﾃﾞ「…せっとｗお前かわi…いや、サイコーにcoolだなｗ」

『なんですか、言いたいことがあるならはっきり言ったらどうですか(怒)』

ﾃﾞ「いちいち怒るなよ
だからお前は"チェリー"なんだ」

『ちぇ……チェ、リー…///…とか関係ないですよね
早く本題に入ってください』

ﾃﾞ「うっわぁ純粋かよ」

『(怒)』

ﾃﾞ「ﾊｲﾊｲOK
じゃ、えーっとA
お前が俺に協力すれば、お前とお前の母ちゃんは守ってやる
どうだ？」

『却下です
まず説明不足ですよ
いつ、どんな脅威があって、どうやって僕と母さんを守るっていうんですか？』

ﾃﾞ「俺に依頼してきた奴ってのが、薬中のガキとそのガキのバッグにいる孤児院の職員で
そいつらが薬で人生台無しにされた仇打ちに、Aに似た本物の薬売りを消そうとしてる
このままだと、俺にされたみたいに勘違いされるだろ
で、お前は消されて本物の悪者はのうのうと生きてることになる
そんなの嫌だろ？俺だって後味悪すぎて嫌だ」

思ってたよりだいぶヤバイ界隈に足を踏み入れ掛かってた

なんかいろいろ知りすぎた？のかな…怖っ！

というか巻き込まれた…だけ？

絶対そうだろ、これ

どうする？このままこの取引を受けていいのか…

いや、待って

考えろ、僕

ふだんあんまり頭使わないんだから、こんな時くらい活躍させないと脳みそ腐りそうだぞ

『………だいたい状況は分かりました
分かった上で言います
これは"取引"ではなく、"僕からの依頼"ということにしましょう』

ﾃﾞ「払えんのか？俺ちゃんは高くつくぜ～」

『まさか、こんな危機的な状況で金とる気でいるなんて…信じられません』

ﾃﾞ「だよな、冗談だ(汗)」

『ですよね、くだらない冗談はやめてください
じゃあ、今から言うことは僕からの依頼として聞いてください
本物の薬密売人が見つかって僕の冤罪が晴れるまで、僕と僕の家族のボディーガードになってください
デッドプール先生』

ﾃﾞ「"デッドプール先生"に依頼かよ
わかったいいぜ、引き受けた」