優しいイくんに惚れるまで (ページ10)

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10 本命のドキドキページ10

ご飯を食べ終わって部屋に戻ると私の携帯に2件の通知

ソクミンくんと……

「え！！！！？ミンギュくん！！！！泣」

連絡するのを遅くして焦らすべきか…………

ってそんなこと気にしてたら私一生ミンギュくんと仲良くなんてないじゃん！

悟りを開いた私は直ぐにキムミンギュの文字をタップ

『Aちゃん〜！こんにちわ！！！』

ミンギュくんって私の名前知っててくれたんだ？

ときめく………

たったそれだけで？って感じだけど本当にときめいちゃうこんなことでも

私ってミンギュくんにはほんとにチョロい

『こんにちわ！ミンギュくん！！！
名前知っててくれたんだね笑笑』

そう返信するとミンギュくんから返ってきたのは心臓バクバクになるメッセージ

ミンギュくんが送ってきたからバクバクになったのかもしれないけど

『あたりまえじゃん！笑
俺結構前からAちゃんのこと知ってたよ？』

「やばいどうしよう！！！命をかっさらっていくつもりだ私の神様泣泣泣」

興奮気味の私は正常な判断とか出来るかどうか危うい状態で

『うそだ！！！だってチンギュくん色んな可愛い子から囲まれててさ………』

『ちんぎゅくん？？？wwwww』

私なんか間違った？あれ？

10秒かけてやっと理解した私の失礼過ぎる誤字

少なくともそれはミンギュではない。チンギュだ。

あぁ、、名前を間違えるだなんて私もう浮かれすぎちゃってるんだなって……

『ごめんねミンギュくん、私凄い今浮かれちゃっててさ………
ミンギュって打とうとしたらチンギュになっちゃった笑笑』

こういうのは文字上で笑って誤魔化せって

その言葉は今私がつくりました