41 バチバチ火花 ページ41
「あっ、おはよA〜!」
「ミンギュ!おはよ…………う???」
次の日の朝、私はずぶ濡れにはなったもののソクミンのように風邪はひかず、元気に学校に来ていた
そしていつものようにミンギュが私に挨拶してくれて私も挨拶を返すんだけど今日は少しだけ様子が違っていた
「とりあえずソクミンもおはよ」
「うん、おはよ!」
ソクミン今日は学校来たんだね、よかった安心と思いながらも妙な光景に疑問しか浮かばないのだ
「なんでそんなに今日は仲が悪いの?」
明らかに距離が離れすぎているミンギュとソクミンが本当に不自然で何があったんだろうかと心配になるほどだった
「「喧嘩はしてない」」
「だったらなんでそんな距離置いて歩いてるの笑笑」
「Aには言えない男同士の内戦があるんだよ」
そう発するミンギュの声量は朝とは釣り合わないほどのうるささで
ミンギュちょっとだけ声でかいよ!
と言うと眉毛を下げてごめんと言うのだった
正直眉毛下げるの可愛いからやめて欲しい
こうして永遠に生徒玄関でたむろしている私達に色んな意味での終わりの合図が聞こえる
キーンコーンカーンコーン
と鳴り響くベルに私達3人はやばい!!!と声を揃えて言いながら走って教室に向かった
これも青春だなぁ、とか思う余裕がまだ少しあった私は教室に入るや否やきっちり先生に怒られる羽目になった
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作者名:いぎょむ x他1人 | 作成日時:2021年3月14日 0時