32 熱 ページ32
「ソクミン持ってきたよ、大丈夫？起き上がれる？」
ん、ありがとう！大丈夫だよ！！！
と元気に答えつつもしんどそうに起き上がるソクミン
ほんとに大丈夫？って聞きたくなっちゃうけど彼のことだから何があっても大丈夫って言うんだろうなぁ…………だから余計に心配になっちゃうんだけど…
「いまちょっとあっためてきたからいい感じの温度だと思う。」
そう呟きながら鍋からお粥をすくって皿にもっているといいことを思いつく
「そうだ、あーんしてあげよっか？」
「……え！？」
スプーンを握って盛られたお粥に手を伸ばしていたソクミンが口を大きく開けて驚いてるけど彼なんでこんなに面白いんだろうか
「だから、あーんしてあげるよって！遠慮しないで！？？」
「だってそんなことされたらもっと熱上がりそうなんだけど大丈夫かな、俺ダメだと思うんだけど！！！」
「えー、そんな事言わないで、ほらあーん」
ソクミンの手からスプーンを奪い取ったのはたった数秒の出来事でそこからお粥をソクミンの口に入れるまでも一瞬だった
「んぐっ」
やば、ちょっといっぱい入れすぎちゃったかな
「ん！！！！！おいしいんだけど！！！？何このお粥！！」
「おいしいってほんと！！？！？
よかったぁぁぁあ！！！」
ソクミンがおいしいって言ってくれるもんだからちょっと嬉しくなっちゃって割とでかい声で喜んじゃったのちょっと後悔
「ふふ笑Aは可愛いね〜、」
「私じゃなくてソクミンが可愛いんだよ笑」
「そう言ってくるところも可愛いよ笑笑」
ソクミンったら熱のせいで可愛い連発星人に進化したみたい
「ほらソクミンお粥食べちゃって」
「うん」
「なんか子供のお世話してるみたい」
「かわいいでしょ」
「うーん、、、そうだね」
「何今の微妙な感じ」
「冗談だよ笑あ〜ソクミンくんは可愛いでちゅね〜」
「なんかうざいね」
「ソクミンからそんな言葉出ると思わなかった」
「うそだようそ」
風邪ひきソクミンはなんだか様子がおかしい
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作者名：いぎょむ x他1人 | 作成日時：2021年3月14日 0時
