23 ソクミンの風邪 ページ23
朝、ヘナと登校して、校門に入ればわざとゆっくりと歩く私達の最近の日課。
そうするといつものように女子の声が聞こえてくる。
ミンギュくんとソクミンくん来たんだなぁ
口角上がりまくりながらも後ろを振り返ります。
ってミンギュくんしかいない？？？
「え！？！？？ソクミンくんどこよ！！！泣」
「ち、遅刻したんだよきっと！！！」
遅刻かどうかなんてわかんないけどソクミンくんが遅刻なんてする？？？いや、うっかりしそうだけどどっちかと言えばミンギュくんのほうがしそうなんだよなぁ、、、
心の中でそんなこと考えながら近づいてくるミンギュくんを見つめる
「2人ともおはよ」
「ミンギュくん、おはよ！！！」
「おはよう」
ヘナは朝から元気がいいのでビックリマークが見える幻覚が起こるぐらいに元気な挨拶が得意なんです
そうですつまりうるさいなと感じる日もあります^^
「ねえミンギュくん、ソクミンくんって遅刻？？？休み？」
ヘナが食い気味で聞くと
「あー、あいつ風邪引いたんだよ。昨日傘忘れてずぶ濡れで帰ったらしいからそのせいかも」
「え？ソクミンくん風邪ひい」
「ソクミンくんが風邪…！？？」
あの元気なソクミンくんが風邪だなんて………すごく心配
あれ、2人とも急に黙っちゃってどうしたんですか、怖いじゃん…
「Aが1番心配なんだねきっと笑笑」
「そんなに心配なら今日俺とソクミン家にお見舞い行く？？？」
「あ、私も行く！！！」
「じゃあ3人で行こう！」
お見舞い？ソクミンくんのお見舞い？？？私も行く？？？
状況把握追いつかないけどとりあえず結果的にソクミンくん家に行くことになりました
ソクミンくんの生存確認凄く大事だもんね
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作者名：いぎょむ x他1人 | 作成日時：2021年3月14日 0時
