01 優しいよりかっこいいがいい ページ1
「Aはどっち派???
ミンギュくんかソクミ」
「ミンギュくん!!!」
「…………はぁ。
ほんと一途だよね」
私は高校に入学してからミンギュくんに一目惚れして2年目。
なのに話しかけたことすらない臆病者
とりあえず何かあったらミンギュくんが好きだと言い散らかす
「だってかっこいいでしょ???イケメンが好きなんだもん私」
「ふぅん、私はミンギュくんよりソクミ」
ぼーっとしていた私の視界にぼやっと写った高いシルエット
きっとミンギュくんだ
「ヘナ見て!!!っっっミンギュくんっっっ!!!」
親友のヘナの話も聞かず私はミンギュくんに夢中。
「私まだ話してたのに〜。
うわ、また女子の大群に囲まれてるよ笑地獄そうだわ」
「あんなんじゃ一生ミンギュくんに近づけないじゃんね、、、」
「もう諦めなよ?」
「なによ、親友の恋応援してくれないの?」
呆れ顔でこっちを見てくるヘナは結局応援はしてくれる。
「んー、遠くから応援しとく」
遠くからって………
「そんなことより私はソクミンくんが好き!!!」
「ソクミンくんって………誰?」
「あんたミンギュくん以外誰も知らないのね…
学年一の紳士系優男イソクミンだよ!!!」
「そんな人いたっけ?」
「いたよ〜。今日の朝だって女の子に囲まれてたもん………もちろん近づけなかったけど」
人気者なんだな〜って
こんな言葉ヘナに言ったら「人気者どころじゃないよ王子様だってば!!!」
って言い返してきそうだ。
「A………???そ、ソクミンくんが私の目に見える」
「え?」
「待ってッこっち来る!!!どうしよう……」
「待ってごめん私も待って……ミンギュくん来てるんだけど」
どんどんこっちに歩いてくるイケメンと………優しそうなイケメン………?
その距離わずか1m。
「「私達今日が命日!!!泣」」
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作者名:いぎょむ x他1人 | 作成日時:2021年3月14日 0時