検索窓
今日:6 hit、昨日:8 hit、合計:93,069 hit

37話 ページ38

俺は何を考えてんねん




目の前におる女子にフイに触りたいと思った





けど、その行動は本人に拒まれた…






普通は此処で終わるはずや





したらあかんことっていうんはなんとなく分かってた…






この子を傷つけてしまうんも、後戻り出来ひんくなるってことも








ホンマにこの子に惚れ切ってまうってことも。





俺の頭は拒まれたらショックで頭動かんくなるって思っとった…






でも







結果は違った。








動かんくなるどころか急スピードに回転して上手い口実を気づけば話しとった…






アホやな俺………






好きなっとるやん





俺もいっそのこと泣こかな






真剣に悩んで苦しんでるこの子には失礼やけど……





俺も悲しなってくるわ…








「大丈夫やで…少しの辛抱や…あとちょっとや……あとちょっと…」







授業で出てきたことわざが珍しく俺の頭に残っとった。






「人の噂も75日。」




すると





「エッ、治君ってことわざ知ってたんだ!」







「まぁな、あ、あと…」






「治でええよ。」





やっぱり俺はお前の笑顔が1番見たい





もう少しだけ、近くで見させてや






なぁ、A……頼む…





今だけでいいから









俺だけを見てくれ……

38話→←36話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (47 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
145人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 宮侑 , 稲荷崎   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:(名前) | 作成日時:2020年5月3日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。