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12話 ページ12
2人で並んで歩く帰り道
「お前もそう思うよな?」
そう言って自分の手と私の手を絡めて身を寄せてきた侑
このままで本当にいいのだろうか
でも私の中にある緊張感は残ったままでいる
今まで、私はまだ侑のことが好きだからという恋愛感情から来ている緊張感だと思っていた
でも、今気付いてしまった
「なぁ、A…」
「 なんでそんなに震えてるん?」
やめて、見ないで…
「お前…まさか…」
言わないで…
「俺に怯えてるん…?」
気付いてしまった
もう侑といられない…
今別れを告げた方が良い
お互いの為にも
侑の為にも
思ったことを正直に言って終わりにしよう
今思えば終わりにしたかった…
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作者名:(名前) | 作成日時:2020年5月3日 19時