ヘタリアの短編集を作ってみた！(・ω・)ノ

甘 愛 僕と結ばれるは現実 ページ31

「‥‥‥は‥い」

アーサー「カット！なかなかやるじゃねぇかお前ら」

私達は、今ドラマの撮影をしている。私は鈍感ヒロイン役、相手はエドァルド。少し病みかけ主人公である

「監督、お褒めにあずかり光栄です」

エドァルド「(人1)さんの演技が良すぎたんですよ」

アーサー「‥あー、それで次のシーンなんだが‥エドァルドと(人1)のキスシーンなんだが‥」

「え、監督、あの、台本にはそんなの一言も‥」

アーサー「アドリブって事で頼む」

「え、え‥」

アーサー「嫌か？」

「いえ、そんなことはありません！」

アーサー「そうか、じゃあ頼んだぜ」

エドァルド「‥(人1)‥さん。あの‥」

「‥エドァルドさん、我慢してくださいね。後で必ずお詫びはしますから」

エドァルド「‥‥は‥い」

アーサー「じゃあ、本場5秒前！4！3！2！1！アクション」

エドァルド「(人1)さん‥もう絶対に離しませんから‥ずっと‥ずっと」

「‥ぁ‥」

チュ

エドァルド「‥愛しています」

「‥‥私も愛してる‥」

アーサー「‥カット。OKだ」

「‥」

エドァルド「あの、(人1)さん」

「‥？」

エドァルド「‥僕‥もしかしたら、あなたの事が好きになったかもしれません」

「は、え？ちょ‥」

エドァルド「演技ではなくて‥本気なんです。どうか、考えていただけませんか」

「‥」

エドァルド「なんて‥冗談ですよ‥」

「良いですよ？」

エドァルド「‥へ？」

「私、エドァルドさんのこと、少し気になってたんですよ。それに‥」

「エドァルドさん、顔真っ赤で可愛いんですもん！」


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アーサー「あーあ、こりゃスキャンダルになるぞ」

アルフレッド「なんでこうなるんだい？映画じゃ、俺と結ばれるはずだろ？」

フランシス「現実見とけ‥」

フェリシアーノ「現実は現実、映画は映画だからね〜」

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