ワカメおにぎりが十個 ページ12
Aside
大きくて重い扉を開けると、黒いスーツにコート(？)を羽織った人が大きな窓から外を見ていた。
うっわ特級三体もいるじゃんやばぁ…よく生きてたなこの人…
「おや、もうこんな所まで来たのかい。思っていたより早かったねぇ」
『あっそ。で、おじさんはマフィアのボスで合ってるよね？』
「いかにも。さて、君は私をどうするつもりかな？」
『どうもする気はないよ。そっちの態度次第だけどね』
私は面倒くさいのは嫌なんだ。
「…知っているかい？ポートマフィアに歯向かうものは無事では居られないということを。」
『それは知らなかったなぁ。あいにく、ここらへんには詳しく無いんだよ。教えてくれる？』
「嫌だと言ったら？」
『…やりあうしか無いねぇ。面倒くさいのは嫌いなんだけっど、危な』
医療用のメスが首元を掠って後ろの扉に刺さった。この人メスで攻撃するのか…マッドサイエンティストか？
『マフィアは揃いも揃って不意打ちが好きなの？』
「さぁねぇ…エリスちゃん、優しく撫でてあげなさい」
おじさんがそう言うと、おじさんの回りに赤い文字列が浮かび、金髪の少女が巨大な注射器を持って現れた。
(この子も「異能力」か…なら
『 召喚【
そう言うと、私の足元に小さな茜色の蜘蛛が現れた。
等身大もある注射器を振り回しているにも関わらず、素早く部屋の中を動き回る…確かエリスって呼ばれてた女の子。
その子が近づいてきた瞬間、振りかぶっていた注射器もろともその子を蜘蛛の糸で
すると、その子はキラキラした光の粒のようなものになって消えてしまった。
「おや、これは驚いた。こんなにも躊躇がないなんてね」
『まあ人間じゃないみたいだからね。躊躇する理由なんてないでしょ？』
「…なるほど。此れはなかなか物騒な客がきたようだ。」
『それで、おじさんはどうするつもり？』
「…君はこのマフィアに何をしに来た」
おじさんの声のトーンが急に低くなって、すごい殺気をビシビシ感じる。
『(何をしにきた…なんて貴方に憑いている呪霊を祓いにきましたーなんて言えるわ、け…)』
…待てよ、この人マフィアのボスなんだから、もしかしたら…？
『……おじさんはさ、〈呪い〉って知ってる？』
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雨霧(プロフ) - マニ。さん» 癒しになって頂けて嬉しいです！応援ありがとうございます！私は占ツクにいる頻度が少ないのでボードでの会話は出来ないんです、ごめんなさい😔💦更新頑張ります！ (1月17日 13時) (
レス) id: 56b90a5b2d (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 雨霧さん» ✉️。こんにちは、最高に面白過ぎて受験生ですが毎日癒しになってます！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？💦、お返事お待ちしています、これからも更新応援してます！してます！😊💝 (1月15日 17時) (レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - 未称さん» わああああ！可愛い応援ありがとうございます！頑張りますᕦ(ò_óˇ)ᕤ (12月8日 13時) (レス) id: e97d8b539d (このIDを非表示/違反報告)
未称(プロフ) - コメント失礼します！夢主ちゃんのキャラの感じが凄く好きです！ストーリーも最高で、これからも応援してます！(♡p>ω<)尸" ﾌﾚｰﾌﾚｰ (12月8日 11時) (レス) @page17 id: 1434795c3c (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - 米粉めこさん» ありがとうございます！あのなんか……はい！がんばります！はい！！(語彙力消失) (12月8日 9時) (レス) id: e97d8b539d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨霧 | 作成日時：2022年5月28日 22時
