51、離れていく ページ4
夜ご飯は家にあった余り物で鍋をした。
野菜と豚肉、ご飯しかなかったけど。
さくら「ごめんね。お泊まりとか…」
A「もー…親友でしょ!!なんでもゆーて？あ…そーいえばさ…親とか、きついのに…どうしたん？」
さくら「家出してきちゃった(笑)」
…家出??
A「まじか。」
さくら「まじまじ。あんな所から…逃げてきた。Aに会いたかったし…」
A「…学校は、どうするの？」
さくらは行かない。と首を振った。
お嬢様が家出とは…世の中大変だなー…
さくら「あのさ…お風呂、どうする？先入ってよ？あと…寝るとことか…」
A「お風呂沸かしてないし、先入って？寝るのは…一緒にねよ？」
さくらは分かった。じゃあ、借ります!!といってうちの案内の後、お風呂に入った。
お風ま間で送った後急に襲ってきた睡魔で、ゆっくり目を閉じた。
「きて!!……おきて!!」
さくら「もー…おきて!!」
A「ん…？」
一瞬なんでさくらっ!?と思ったが、すぐに記憶が回復した。
さくら「お風呂。いきー？」
うちはうん。とうなずくとふらふらとした足取りでお風呂へむかった。
正直めんどくさったのでさっと洗って約20分で風呂からでてきた。
A「さくら…？テレビいいのあるの？」
さくらはじっとニュースを見ていたのだ。
「今日未明、宮野財閥の宮野さくらさんがー
ぷちっ…
さくらの親がさくらの捜索願を出したようだ。
わ、見つかったらやべっ☆
さくら「…明日…帰るから、安心して…」
A「え…イヤだったから逃げたんじゃないん？どーなん？」
さくら「イヤ…だけど、Aには迷惑かけられないし…
さすがに、心配させすぎやもん…」
さくらは肩を落としていたが、確かに家出はマズいと思う。この場を見られたらうちも漏れなく少年院いきだし。
A「ごめん…大事なときに…助けられへんくて。」
さくら「いや…悪いん自分だし…」
A「もう…ねる？」
さくら「うん。一緒に寝るとか…修学旅行以来やな!!」
A「ふふっ…せやな!!」
うちの部屋のシングルベットの上はぎゅーぎゅーでお互い落ちないように手を握ってる状態だった。
さくら「もう…放したくないのに。また…遠くに行っちゃう…」
A「…さくら…
うちも…離れたくないな…」
こんなに近くにいるのに明日はもう離れてしまう。何年もあわない間に出来た壁はもう、なかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 65人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
【カノ】僕の好きになった子はすごく可愛い可愛い可愛い可愛い可愛i…【カゲプロ】 夢主「君はこのマセガキ（ｗ）をどれだけ知ってる？」ヒビヤ「当然・・わかるでし... 【カゲプロ】夢主「君はカノをどれだけ知ってる？」カノ「もちろん全部わかるよね♪...もっと見る
「学パロ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
バニア - 結尾さん» ありがとうございます！( ´ ▽ ` )ﾉそう言っていただけて嬉しいです！ (2014年5月22日 11時) (
レス) id: ff63b9ddb9 (このIDを非表示/違反報告)
結尾(プロフ) - 更新お疲れさまでした！ 最後がどうなったのかが自分で想像できておもしろかったです！ (2014年5月21日 18時) (レス) id: 0f6db49150 (このIDを非表示/違反報告)
バニア - 雪菜@カノ廃←←さん» ありがとうございます！更新頑張りますっ！( ´ ▽ ` )ﾉ (2014年5月20日 22時) (レス) id: ff63b9ddb9 (このIDを非表示/違反報告)
雪菜@カノ廃←←(プロフ) - あああっ！Σ(° д° ﾉ)ﾉ そういうことですか…！ まさかそう来るとは…ﾑﾑ、これからの展開が楽しみです！！ 応援してます、更新頑張ってください！ (2014年5月20日 22時) (レス) id: 0dbeae5fc2 (このIDを非表示/違反報告)
バニア - スララさん» ありがとうございます!!こうしんがんばってきやーっす!!＾＾ (2014年5月20日 16時) (レス) id: 0d0956ad2d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：バニア | 作者ホームページ：http://puchiamatheater
作成日時：2014年1月21日 19時
