65、嫌だ！ ページ19
次の日起きると妙な倦怠感を感じた。
別に“未来予知”ではないが、直感で…感じた。
A「んなわけない…」
あ、あいつは…何もしてこないはずだよ…
さくら「あ、おはよ…顔色悪いね。大丈夫？」
A「ん？なにが？」
なぜかにっこりと笑いながら嘘をついてしまった…
さくらは悲しそうにならいいけど。って言ってキッチンへ向かった。
さくら「早くきなよ。ご飯作っとくから。」
うちはささっと着替えてリビングに向かった。
さくらの作った目玉焼きとトーストが、置いてあった。
それをとって口をもぐもぐさせていた。
さくら「そろそろ、時間。」
A「うん。ありがと。」
うちは…駿の呼ぶ声、きっと辛いであろう道への一歩を踏み出した。
嫌なんて気持ちは笑顔に隠した。
学校につくといろんな視線が自分を貫く刺さるような視線だった。
駿「だ…大丈夫か？」
A「ん？なんで？」
駿「いや…別に。」
重い足取りを軽くするために少し背伸びをした。
…少しだけ、ましになったかな？
校舎内では、ただの陰口だけだった。
ま、皆に何と言われようが構わないけど？なんて自分に嘘をついてみた。
駿「きにすんな。人のうわさも75日だ。」
A「うん、気にしてないよ！だって皆幼稚なんだもん！笑っちゃうよね。」
駿はただ、そうだな…と流した。
授業はただ上の空で聞く気にすらならなかった。
数学の2、B探究は選んだもののただの復習だし…
男子ら3人は3人とも数3を選んだらしいから、教室も今の授業はばらばらになっている。
キドは同じクラスだけど。
昼休み、屋上という高校ならではのいい場所なんて言う想像とは裏腹に、立ち入り禁止の立札が、行く手を阻む。
修哉「のりこえないの？」
A「見つかって怒られんのがめんどい。」
消去法で食堂に行くこととなった。
食堂は結構すいていた。
幸助「…それにしてもしょうもないやつっすね。浜田は。」
A「いつか犯罪起こすんじゃない？」
修哉「いつかやると思ってました…的な？」
キド「カノは、いつか殺られると思ってました。」
修哉「死んだの僕!?」
駿「ご愁傷様です。」
修哉「やめて!?」
食事中に自分は好きなだけ、嫌味を言いきった。
そんな日々はあっという間に過ぎて、もう暑さの目立つ7月の一学期終業式に出席していた。
(速いなんて言わないで!!泣)
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バニア - 結尾さん» ありがとうございます！( ´ ▽ ` )ﾉそう言っていただけて嬉しいです！ (2014年5月22日 11時) (
レス) id: ff63b9ddb9 (このIDを非表示/違反報告)
結尾(プロフ) - 更新お疲れさまでした！ 最後がどうなったのかが自分で想像できておもしろかったです！ (2014年5月21日 18時) (レス) id: 0f6db49150 (このIDを非表示/違反報告)
バニア - 雪菜@カノ廃←←さん» ありがとうございます！更新頑張りますっ！( ´ ▽ ` )ﾉ (2014年5月20日 22時) (レス) id: ff63b9ddb9 (このIDを非表示/違反報告)
雪菜@カノ廃←←(プロフ) - あああっ！Σ(° д° ﾉ)ﾉ そういうことですか…！ まさかそう来るとは…ﾑﾑ、これからの展開が楽しみです！！ 応援してます、更新頑張ってください！ (2014年5月20日 22時) (レス) id: 0dbeae5fc2 (このIDを非表示/違反報告)
バニア - スララさん» ありがとうございます!!こうしんがんばってきやーっす!!＾＾ (2014年5月20日 16時) (レス) id: 0d0956ad2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バニア | 作者ホームページ：http://puchiamatheater
作成日時：2014年1月21日 19時
