なな。 ページ7
大貴「あのさ、俺の後輩に可愛い女の子いるのね。
その子に最近、アタックされてるっつーか、なんつーか
好意を持たれてる気がする。」
さっきまで、いのちゃんは運動オンチが過ぎるとか言ってけらけら笑ってたのに
急に恋愛の話をぶち込んで来た大貴
あのクソ鈍感な大貴でも気づくぐらいのアタックって
どんなんだよ 笑
A「へぇ、大貴にも可愛い後輩いるんね。
可愛い以前に、大貴に後輩っていうのがなんか。笑」
３人の中では、というより人より少年の心を大切にしている(本人が言ってただけ)大貴に後輩っていうのがどこが不思議だ
慧「わっかるぅ！笑
なんかね、大ちゃんはやっぱり永遠の5歳児だから
Aの言ってることすごい同意する」
ほら、やっぱり慧もおんなじように思ってる
大貴「いや、俺だって先輩だし。
てゆーか、それ高校のときも言われて二人に爆笑されてたよ？」
そう言いながらブランコを漕いで唇を突き出して拗ねたような態度をとる
A「あぁー！
なんか言った覚えがある。笑 大貴先輩っ！とか言ってからかった記憶があるね。笑」
慧「なぁつかしいね。
ついこの間まで高校生だったのにすご〜く昔な気がする。笑」
慧は綺麗な手を口元に当てて、肩を揺らしながらくつくつと笑った
大貴は昔のことを思い出したのかさらに、もぉあの時はねぇ なんて言ってまた拗ねてる
今日は大貴がぶち込んで来たこの話題で持ちきりになった
続く
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作者名：ひより | 作成日時：2017年6月20日 23時
