第四十七話 出来上がり ページ5
勇利「ヴィクトル、今の所もう１回お願いします。」
ヴィクトル「わお・・・・何万回目かな・・・」
ものすごく疲れ果てているヴィクトルだが、勇利はまだまだ余裕そうであった。
昔から、体力だけはあった。
勇利「１３回目です。」
もう一度やるために、ヴィクトルは自分のスケートの刃についた粉を掃う。
勇利は、じぃっとヴィクトルの頭を見つめる。
ヴィクトル「前から思ってたけど、勇利はスタミナあるよね・・・試合で緊張してもお腹空くって
言ってたもんな勇利は・・・大きな怪我もないし、まぁ俺より若いから・・・」
掃っているところを、勇利は無意識にヴィクトルのつむじのとこに指で押した。
勇利「あっ・・・・・・ご・・・ごめん！！ついっ！！」
と謝るが、ヴィクトルは片手でつむじを隠し・・・・
ヴィクトル「そんなに危険か・・・・」
勇利「ＮＯＮＯＮＯ！！！！」
ヴィクトルはリンクの上で倒れ・・・
ヴィクトル「ダメージを受けた・・・・・もう立ち直れない・・・・」
勇利「あぁああ！ごめんよ！！起きて！！ねえ！服ビショビショになっちゃうから！！」
と言っても起き上がらない。
そこで様子を見に来た西郡と優子が丁度その謝ってるところを目撃する。
西郡「仲良くやってんじゃねぇか・・・」
と言いながら、その場面をスマホのカメラで撮り、Aの連絡先に送った。
その時丁度スマホをいじっていたAはすぐ見ることが出来た。
A「へぇ〜、結構仲良くなってんじゃん」
優子に返事を返した後、またすぐにバレエレッスンを始める
優子「あっちも結構仲がいいみたいだよ、ほら」
西郡「おぉ・・・ユリオだっけか・・・なあAの事見てないか？」
優子「あ、ほんとだ！よっぽど気に入ったのかな・・・」
その写真は勇利とヴィクトルには見せず、そのまま一日が過ぎようとしていた。
夜中に勇利のパソコンからメールがとどいた。
あの曲とともに送られてきた。
急いでそのパソコンを片手に、ヴィクトルの部屋へ走りこむ。
寝ていたヴィクトルは、起こされ半目でおきていた。
勇利はそのままヴィクトルのベットの上まで上がるが・・・・
間違えてマッカチンの尻尾を踏んでしまい、泣き喚く。
勇利「あぁ！ごめん・・・！」
先に小さい電気をつけて、ヴィクトルにその曲を聴かせた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 86人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雷焔＠maimai(プロフ) - 夜月さん» ありがろうございます！やっとのことで更新できる状態になったのでもしよければまた見てくださると嬉しいです・・・。 (2018年8月1日 0時) (
レス) id: 294dc2513e (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - この作品とても素敵です、更新頑張ってください、楽しみにしてます。 (2018年2月26日 10時) (レス) id: d9d3338933 (このIDを非表示/違反報告)
雷牙 - 更新頑張って (2017年11月18日 23時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)
雷焔＠maimai(プロフ) - サカ。さん» ありがとうございます！更新遅くなってますが、宜しくお願いします！ (2017年4月17日 9時) (レス) id: 839b7fda83 (このIDを非表示/違反報告)
サカ。(プロフ) - 毎回楽しみに拝見させていただいてます。頑張ってください! (2017年4月13日 22時) (レス) id: 124ecf5c44 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雷焔＠maimai | 作成日時：2017年3月20日 17時
